神様ってオラより強いの?

興梠司

第1話 神様VSシュン

「神様ってオラより強いの??」


「当たり前じゃ」


「勝負して欲しい」


「ニコル」と神様最大の呪文を唱えたがシュンは軽く魔法を避けて神様にゲンコツをした、神様は驚愕した、この世界に「ニコル」を避けれるものなど存在しないはずなのにシュンはさらりと避けてしまった。


神様はシュンを地上に下ろす決断をした、地上は地上人達が魔物に食われて天国にやってくることが多くなった、それを止められるのはシュンしかいないと神様は思った。


「シュン地上にいかないか??」


「え、なんかめんどくさそう」


「強い魔物がいっぱいいるぞ」


「ほんと??いくいく」


本当はそんな強い魔物なんて存在してなかった、地上人が弱いから食べられて

天国にやってくるだけだった、シュンを降ろせば神様の仕事も多少減りはするだろうと想いがいっぱいだった、神様は仕事をしたくない。


シュンはそんな事も気にせず地上へ降り立った、何も知らないシュンは山奥にある天竜の家に行けと神様に言われ、天竜の居場所を探していた。


天竜は唯一地上人で唯一魔物を倒せる地上人だ、シュンの修行にも良いだろうと天竜を選んだ。天竜は最初嫌がったが神様のニコルを避けた人物と聞いたら興味が湧いたらしく「面倒を見る」と言った。強いやつは強いやつが好きだ。


シュンは天竜の所に着きそうもなく泣きそうになっていた、もう天竜に会わずに勝手に魔物でも倒そうかと思っていたが神様の声が聞こえた。

「シュンそこを右行って左行けば天竜のとこじゃ」


「わかったいってみる」

無事天竜のところについたが天竜は不在で後ろから「メルト」を撃たれたが

シュンは余裕でメルトをかわした。

「シュンっていうのはお前か?」


「オラがシュンだ」


「俺のメルトを避けるとは流石だな」


「メルトなんてたいしたことないよ」

「ガッシュ」と呪文を唱えたら天竜は吹き飛んだ。


「さ、さすがだ」

「認めてやっても良い」


「認めてもらわなくてもいいよ」

「メルトって神様以外使えるんだね」


「認められたものだけメルトは使える」


「オラはメルトを使えないんだ」


「それはお前が完全体じゃないからだ」

天竜はガッシュを使えるものを見たことが無かった、ガッシュを使えるものはメルトを使えない説もあるが天竜はシュウならメルトも使えられるんじゃないかと思った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

神様ってオラより強いの? 興梠司 @asahina0606

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る