2022/05/03(火)クスリの山内〜アセトアミノフェン〜アセチルサリチル酸〜イブプロフェン〜ロキソプロフェン〜ピンポーン用法用量を守って正しくお使いください
実在しそうな薬局・ドラッグストアの名前を考えてみました。物語に登場する架空の施設や店の名前って創作する時に悩まれませんか。例えばドラマで登場するもの、よくあるのが政党名だと民自党...民主自由党?の略称になるのかな、幹事長がだいたい悪徳政治家だったりします。あと東都大学...略して東大みたいな。
アセトアミノフェンは最もポピュラーな解熱鎮痛剤として知られていますし、風邪薬の主成分だったりしますが、一度に摂取しすぎると肝不全を伴うような中毒を引き起こします。商品名ではカロナールが有名でだいたい1錠あたり200mg含まれていますので約25〜30錠が中毒量とされています。アセトアミノフェン中毒を利用した、しかもこれまた肝臓に悪い酒と一緒に飲ませた保険金殺人が過去に発生しており、犯人が連日ワイドショーの記者を呼んで会見を開きまたその会見料を荒稼ぎしていたということがありました...ということがウィキペディアにも掲載されています。意外と身近なところに毒物があるものなんですね。
鎮痛剤の歴史を振り返ると古代から柳の樹皮というのが天然の鎮痛剤として使われており、昔からの経験に基づいて、日本でも歯痛に効くということで、爪楊枝にも使われていたそうです。そして、柳の樹皮の抽出エキスが発熱などを鎮める効果があることを発見し、単離精製した化合物がサリチル酸でした(出典:中外製薬〜近代のくすり創り)。サリチル酸は、苦味が強く胃が荒れるので、そういった副作用を抑えたアセチルサリチル酸がドイツの大手製薬メーカーバイエルの商品名アスピリンとして開発されたようです。以降、100年以上も薬として使用されてきましたが、これがなぜ効くのか...メカニズムが解明されたのはおよそ50年前とのことです(出典:バファリン〜鎮痛剤の正しい知識)。今でも頭痛の際にはいずれもお世話になっています。バファリンとか。イブとか。イブの主成分はイブプロフェンで、バファリンにはアセチルサリチル酸やイブプロフェンが配合されています。ロキソプロフェンは商品名ロキソニンとして有名で比較的新しい薬です。私個人としてはものすごく激しい頭痛はこれまでのところなくロキソニンを服用することはないのでイブプロフェンで足りています。イブプロフェンは頭痛・生理痛に効く感じで、アセトアミノフェンは解熱剤といったイメージです。コロナワクチンの副反応にはアセトアミノフェンが処方されたケースが多いのではないでしょうか。
ちなみに創薬には莫大な開発費がかかるということですが、たくさん合成してその中から新薬になる確率は約1万分の1だそうです。ナンバーズ4のストレートの当選確率と同じですね。以前、ジャンボ宝くじ4等だったかな、1等が7億の時、サマージャンボか何か(ミニで7000万だったかも)だったと思うのですが、7万円当たったことがありまして、その理論確率も1万分の1でした。その時はいつものようにチャンスセンターで機械に通して確認してもらったんですが、モニターがチロンチロン鳴って高額当選!って出るんですね。5万円以上は高額当選扱いになるらしいです。それで、換金のためにみずほ銀行に行きました。受付番号発券機の前の行員に「当たったんですけど・・・」って持って行ったら、何やら警備員のおっちゃんも前のめりなって見てきて(そんな何億でもないんだけどな)思いながらも窓口を通されて預金を引き出すかのように普通に現金を渡されました。これでもなかなかないことなので嬉しいことなんですけど今度は別室に案内される日が来ることを望みます。
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