アメノミコ~現代日本神話~

草二仁

プロローグ

出会いは幼稚園の時

大きな箱に迷いこんだ私はそこで不思議な世界を見た。

人々が泣いて笑い最後はハッピーエンドになる。私の心は引き込まれた。

この時私はこの世界に行きたいと思うようになった。

だけど一度諦めてしまった。あの影のせいで

私はもう逃げたくないあの世界で輝きたい。


あの時見たものは何か。幻だったのか思い出したくても思い出せない。


夢で誰かが語り掛けてくる。

「あなたの欠片を見つけて」優しい女の声だ

何をいっているのかと思うと夢から覚めてしまった。

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