指導
「え マンツーマン!?」
「そうよ。サシの一対一の指導よ。
あなたに個別指導をお願いしたいわ」
いやその。その、なんだ。
距離感がおかしな女を個別指導するなんて
その、はっきし言って嫌なんだが…。
「し、シンヤ!」
「な、なんだシンジ」
「この際、ついでだから、お前にも勉強教えてやる!そ、それでどうだ??」
シンヤ。察しろよ。
この谷間を平気で見せつけてくる女とピッタリ座って(きっとそうなりそうな予感がする)
(対面でも谷間がモロに視界に入ってやばいし、隣接なんてしたらその、どの道、胸のラインが見えるわけで。現に今見えてるわけで。
理性っつーか、その照れを通り越して勉強どころじゃなくなる気がする…!
というかそうなるだろ。普通の健康体の男なら。
「え、俺も!?
いやー、それはちょっとな(俺、勉強したくない)(ゲームやりたいからゲーセン行きたい。
俺は単位を落とすようなヘマは多分しないし、(そこまで馬鹿じゃない)ずっとFクラスでいいっつーか」
「な…!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます