　いくら終わりを願っても次の日は来る。

　夜になって朝が来る。

　こまりは目覚めた。今日の夢はときめきもありつつ、スリルもありつつ、青春もありつつ、いつも通りの楽しい夢といったところだろうが。

　昨日は落ち込んだ。ほとんど食べなかった。お腹も空かなかった。

　けど、落ち込むのにも飽きて

　寝ているのにも頭が痛くなりすぎて起きた。

　起きてみたら、別に生活は何も変わっていなくて、テレビの中では人が笑っていて、それを観て笑える自分もいて、

　何でもない、いつもの日常で自分だった。

　大なり小なりしても気分に波はあるもの。

　その波を『世紀の大ピンチ』ととらえるのも

『ただの日常のスパイス』ととらえるのも、本人次第であろう。

　ただひとつこまりにとって残念だったのは、自分の中を掘っても掘っても、『悲しいこと』しか出てこないかもしれない、ということに気づいてしまったことだろう。

　でもそれはそれで仕方がなくて、世の中には楽しいことも悲しいことも溢れているのだかから、自分のなりたい気持ちを、情報選択していけばいいだけの話だ。

　幸せは自分の心が決める

　なりたい自分も、来させたい明日も、自分の心が決める。

　そしてまた陽はのぼる。

【今日できたこと】

　・少しポエマー

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