悪魔が地球に転生してきて地球を滅ぼそうと思ったが魔力がなくてなにも出来ない件

第1話 悪魔が負けた日

2039年8月、雲の上では天使対悪魔の今世紀最大の戦いがうまれていた。

「俺に勝てる天使はいねー」と言って天使を食べ始める悪魔まお、天使の中で一番強いとされている、リュウの戦いが行われた。

これでリュウが負ければ悪魔が天使界を征服できると言われていたが、まおは余裕をこきすぎてリュウに負け、違う世界にふっ飛ばされた。

外見も今までの悪魔の姿ではなく金髪のチャラ男で地獄に落ちてきそうなビジュアルをしていた。まおは考えた魔力でこの国を制覇しようと

「#$%#$%$#$#」呪文を唱えたが何も怒らない、まず魔力がなくなっている、昔悪魔は人の血を吸って生き延びたという歴史がある。

早速生き血をすおうと思い女性のクビに噛み付いたら「嫌だーーー」と言われ

警察に通報されてしまい捕まった。罪名は暴行傷害

被害者が17歳の女の子だった、まおはよくわからなかった。血を吸ったくらいで黒い服の人に手錠をかけられている意味がわからず、パトカーの後部座席の座っている二人の血を吸ったら公務執行妨害を取られたが魔力は回復した。

パトカーから降りてすぐにまおはそれを飛んだ、パトカーに乗ってた3人の生き血が吸えたのでまおは元気だ、かめ◯め波くらいまでなら出せそうなほど元気だ

元気なのは良かったがまおはこの国で指名手配されてしまった、もうどこにも動けない体になってしまったが新宿の歌舞伎町という所に悪魔の整形をしてくれる所があると先輩から聞いた事があった、先輩の話によると悪魔がやっている整形クリニックらしい

歌舞伎町の裏の3階にそのクリニックはあった。

「お前まおだろ」と医師に言われてびっくりしたが、医師は前回の天使対悪魔で負けたオウオウだった。「お前も負けたか」と言って握手を交わした。

地球に来てからのことを話をした「お前は馬鹿か」と言われた、人間はそんな簡単に血を吸わしてくれないらしい、だからオウオウはクリニックを開いて手術をして血を集めているという。

「俺にもわけてくれ」

「それは構わないがお前は顔を帰るのが先だ、ここに寝ろ」

まおは麻酔をかけられ2時間くらいで顔は変えられたが地獄にやってきそうなチャラ男には変わらなくて文句をいってやろうと思ったが血をくれたので何も言わないで置こうと思った。

まおはここで血を集めこの国を制覇すれば簡単じゃないかと思い、オウオウに相談した。「俺もそのつもりでこの病院をやっている」

まおとオウオウは固く握手を交わしこの国の乗っ取りの策を考えることにした