女性の気持ち、海外旅行!1/2~コロナ禍でも、化粧品(コスメ関係)が良く売れた国は、どこ?その理由を知って、日本の女性なら、どう感じる?~

@maetaka

第1話 世界的に、海外旅行が難しくなった、今!アラブの姫や花嫁に、憧れていたら…ハガキが、届いた。「花嫁の私を、助けて!」無視できない。

 サンは、活発で積極的(自称)な、JKだった。

 アラブのお姫様に、憧れたことがあった。

 …っていうのか、今も。

 ベリー・ダンスっていう、アラブや中東のダンスを、地域の公民館で見たことがきっかけだった。彼女の心は、一気に、心奪われた。父親が、中東関係の仕事に就いていたことにも、影響を受けていた。

 「中東、良いなあ。いってみたいなあ」

 今、世界的に、移動が難しくなった。

 海外旅行は、難しい。

 だからこそ、憧れは増すばかり。

 そんな彼女の元に、挑戦的な文面のハガキが、届いた。

 「花嫁の私を、助けて!女の子なら、できるんじゃないの?助けてくれたら、目一杯のお化粧を、約束します!」

 何、何…?

 意味、わかんないよ。

 なんとまあ、LGBTを無視したような言い方か。

 父親のような言い方で、やばみ。

 幸いにして、彼女の両親は、残業。

 まだ、帰宅はしていなかった。

 「何だか良くわからないけれど、助かったかも」

 こんなハガキ、親に、見られたくないよ。

 花嫁の私、か…。

 高校の友達との会話を、思い出すばかり。

 「ねえ、サン?」

 「何?」

 「今、コロナ禍でしょ?」

 「うん」

 「花嫁にも、化粧品とかって、なかなか売れなくって、大変らしい」

 「らしいね」

 「出かけることも少なくなれば、あまり、化粧、しないしね」

 「わかるよ」

 「私のお姉ちゃん、がっくりきてた」

 「何で?」

 「化粧品屋に、就職したから」

 「あ。そうか」

 「そゆこと」

 「ごめん」

 「いや。そこは、謝らなくても、良いけれどさ」

 すると…。

 その友達から、新情報。

 「知ってる、サン?」

 「今度は、何?」

 「意外な、コスメ情報」

 「何、それ?」

ちょっと、面白くなってきた。





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