真夜中のパルクール【設定集】

アーカーシャチャンネル

キャラクター設定(秋月)

・秋月穂村(あきづき・ほむら):男性 20代

バーチャルアバターの制作者。とあるSNS炎上事件に関して、自分では手の打ちようはないと白旗を上げるレベルだった。

そのなかで主人公とリアルで遭遇、自分がアバターを作った事を秘密にすることとSNS炎上事件の真相を暴くことを条件にアバターを託す。


本名は主人公に名乗らず、外に出た際、コンビニに並んでいた雑誌(てれびくん系)を見て「おやっさん」と名乗る。

(その後はメールのやり取りをする際も「おやっさん」で通す。ただし、秋月は本名だが穂村は偽名)


性格は現実主義者(らしい)。都市伝説に関しても非現実的として首を突っ込む事はない。

SNS炎上などに関しても理想の押し付け合い等という見方をしていて、炎上商法等も存在否定するほど。

アバター制作をするが、有償及び無償問わずに自分の出す条件を飲んだ人物にしか提供をしない。

そうした事情もあり、他のアバター製作者からは比較対象にされたくないという声もある。


身長は175センチ。ブルーライト対策のメガネをしているが、外出するときくらいである。

服装もフード付きの物を着用し、深くかぶって目線を一切見せない。メガネが見えたのは、コンビニで不審者と認識されないようにするため。

服装も地味で、他のメンバーがセンスを疑う様なレベル。コスプレイヤーでさえも疑う位なので……。



###3つの役割###

1:主人公にアバターを渡す人物。

2:その後も主人公にアドバイスを行う。その為、いわゆる「おやっさん」ポジション。

3:しかし、その正体はラスボス。サガ1のかみポジションだった。決戦の末、彼の野望は一部阻止される。


##ネタバレ

主人公のファンだったVTuber不知火穂村の中の人本人。アバター制作で行き詰まり、何かアイディアは…と考えていた際に気分転換を兼ねてVTuberデビューした。

(しかし、アバター制作のノウハウはあっても配信者としては動画などを見て参考にした程度なので、企業勢や有名な個人勢と比べると劣っている)


ある日、ふとしたことを動画でアップしたところ、予想外の反響があったのでそちらの路線へ切り替える。

(トーク路線ではあるが、別作品(不正破壊者の我侭姫など)におけるガーディアン組織などのようなSNS炎上否定論)


アバターのクオリティはダントツに上で、これに太刀打ちできるのが企業勢位とSNS上では言及されるレベル。

(一方で、配信の方はお察しだった。最終的に活動休止宣言をするころまでには個人勢の中堅辺りまでは伸びていたようだが)


アバター面では太刀打ちできない個人勢がまとめサイト勢に協力を依頼し、そのまとめサイトを含めた炎上勢力によって引退されてしまった……というのが、いわゆるカバーストーリー。

(SNS炎上否定論自体がまとめサイトに目を付けられた、というのもあるかもしれない。カバーストーリーに若干の修正はしたが)


実際は該当するVTuberは引退しておらず、活動休止どまり(理由はSNS炎上案件が一向に減らないことによるもの)。それがまとめサイトなどによって事実をゆがめられて引退と伝わっていたのである。

(主人公はまとめサイトに懐疑的だったため、引退は別の人物が運営するVTuber記事から知った。もしかすると、この記事の記者もまとめサイトを信用していたのかもしれない)


どちらにしても、いわゆるカバーストーリーを鵜呑みにして拡散した『バズ』り目当ての個人配信者などが原因で、不知火穂村が引退した…と錯覚したのは間違いない。


その後、不知火穂村の炎上騒動の真相を別所で知り、そこから『真夜中のパルクール』を拡張現実の聖地巡礼でも知られるオケアノスで密かにテストトライアルを始め、そこでまとめサイト勢力を一掃しようと考える。

(一方で、単独であれだけの規模の物を作る事は不可能に近いので、ゲームで使用するアバターは無償提供するが、それ以外の面でスポンサーを募集し、それが予想外の反響となる)



##ネタバレ2

最終決戦前に、主人公は「どうしてアバターを無償提供したのか?」と尋ねるが、それに対して彼は「自分のアバターが歪んで評価されていることに憤り、まとめサイトなどの炎上勢力を根絶しようと考えた」と語る。


決戦後、一連の事件はそれこそカバーストーリー通りに黒歴史としてSNS上で語られることは減った。


##炎上勢力との関係

彼自身は炎上勢力とは未接触。向こうが逆に秋月を利用していたという表現が正しいか。


その為、炎上記事をアップした日のアリバイを話す人物の中に秋月の名前を炎上目的で話す人物もいたが、そうした人物はガーディアンに摘発されるオチとなった。

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