210. 霧雨のお散歩道にて
やんわりと
湿気が体を包むように浸透して来る
霧雨
傘を差しても
その湿気を防ぐことが出来ないから
傘は差さないまま歩いた
この時期は
子カラスさん達の鳴き声が
ツクツクボウシさんの声に負けじと
あちこちで飛び交っている
声のする方へ向いて確認すると
確かに口の赤い
毛が不揃いのカラスさんが
地面をよちよち歩きのように不器用に歩いている
あの子達の
好みの餌というのは何だろう?
風雨で
ドングリさんがまだ青いまま
帽子を被って葉っぱ付きでいくつも落ちているが
子カラスさんは
それを食べたりはしなさそう
かといって
親カラスさん達の気配はせず
もっぱら濁った鳴き声の子カラスさんばかり見かけていた
そんな時に
空が騒がしいと思い
見上げて見ると
親ガラスさんと思しき団体が
10羽以上鳴きながら
旋回していた
これは
警戒モードのような……?
雨降りには
大き目の地震は起きにくいと言われているが
明後日17時17分が新月時刻のという
新月トリガー期に突入しようとしている
水回り大掃除をしながら
ローリングストックしているお菓子の
期限を確認して整理しておこう!
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