第５５章

問1。　３，４，１，８，５，２，９，１０，１，？

この？の数字は、１３，６，５，７，のうちどれかという問題。３と４の間は１。４と１の間はー３。1と8の間は７。８と５の間はー３。５と２の間はー３。２と９の間は７。９と１０の間は１。１０と１の間はー９。まるで規則性がない。これではわからない。仕方ない、この問題は飛ばして次の問題。

問２。　B、A、Q、X、U、D、T、Y、H、P、G、E、?　この？に来る文字はL、N、J、O、のうちどれかという問題。Bの次はA、一つ文字が後戻りしている。Aの次はQ、今度はかなり前に進んでいる。Qの次はX、これも前に進んでいる……。これもなんだかわからない。この問題も飛ばして次の問題。

問３。　６，１５，３３，２４，１５，４２，６，３３，５１，？　この？に来る数字は７１，５８，４３，６０，のうちどれかという問題。なんだかこれらの数字の並び方も規則性がないみたい。一けたの数字があったり二けたの数字があったり、これもなんだかわからない……。いや待てよ、もしかしたら……。二けたの数字、よく見ると二つの数字を足すと６になるみたい。１５は１＋５＝６。３３は３＋３＝６。２４は２＋４＝６。１５は１＋５＝６。４２は４＋２＝６。３３は３＋３＝６。５１は５＋１＝６。もしかしたらこの問題、６になる数はどれかということを求めている問題かもしれない。選択肢の中の答えになる数字を見ると、７１は７＋１＝８、だからこれはだめ。５８は５＋８＝１３、だからこれもだめ。４３は４＋３＝７、だからこれもだめ。６０は６＋０＝６。これだ、これが答えだ。できた。

　ということはもしかしたら、問1と問２の問題もただ単純に数字や文字の並んでいる規則性と求めている問題なのではないのかもしれない。もう一度問１の問題をやってみよう。

問１。　３，４，１，８，５，２，９，１０，１，？　この？に来る答えは、１３，６，５，７,のうちのどれか……。もしかしたら、奇数、偶数の問題？つまり奇数、偶数、奇数、偶数、……、というように奇数と偶数が順番に並んでいるという規則性の問題なのかもしれない。最初の３は奇数、次の４は偶数、次の１は奇数、次の８は偶数、次の５は奇数、次の２は偶数、次の９は奇数、次の１０は偶数、次の１は奇数。では次の？は偶数。選択肢の中にある数字で偶数は６だけだ。だから６が答えだ。やった。　　　つづく