第6話 では、コロナ禍だからこそ注目されたものを、発表します!顔エクササイズ品以外、アツモリ以外にも、売れたものがあるんですね!

 コロナ禍でも、売れたのは?

 「それは…!」

 「舌ブラシです!」

 おーい。

 やっぱり。

 顔エクササイズに、大つながり。

 すごいのは、ここから?

 コロナ禍で、売り上げが好調だった舌ブラシは、改良を重ねたんだ。

 努力は、美しいよ。

 「口内での細菌の繁殖が、押さえられるブラシ」

 「生活習慣病のリスクが、押さえられるブラシ」

 「歯茎が、痛くならないブラシ」

 「ブラシの毛1つ1つを、輪っか状に植毛したブラシ」

 さすがは、プロたち。

 企業努力って、いうのかな?アイデアを練りに練って、開発を進めた。そして、受け入れられた。

 ただね…。

 舌ブラシは、売り上げ好調でも、歯ブラシは、売り上げ減。ここは、残念でしょ!コロナ禍の、厳しいところ。

 「皆さーん?これからは、舌ブラシのほうが、新生活の必需品になっていくかもしれませんよ?」

 「なるほど」

 「納得」

 「以上、ヒナが、お送りいたしました!」

 「私、カズナも、よろしく!」

 「さて、カズナちゃん?」

 「次の、コーナーに、いきますか?」

 「って、ちょっと、待ってください。カズナちゃん?」

 「何でしょう?」

 「コロナ禍ヒット商品は、他にも、ありました!」

 「おお!」

 「驚き!」

 「桃の木!」

 2人は、漫才コンビのようだった。

 「他にも!」

 「ヒナちゃん?」

 「はい?」

 「他にも、売れた物があったんですか?」

 「そうなんです」

 「コロナ禍でも?」

 「コロナ禍だからこそ、ですよ?」

 「だからこそ?」

 コロナ禍で、売り上げを伸ばしたのは…。

 「神棚、盛り塩!」

 特に、マンションや洋風住宅にも置けるようなコンパクトな神棚が、好評。

 作った会社の人も驚きの、売り上げだったらしい。




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