1日目のまとめ
<行程表>
上総一ノ宮駅6:14発〜(外房線→総武快速線 快速 東京行き)〜東京駅7:43着、8:39発〜(東海道新幹線 のぞみ211号 新大阪行き)〜京都駅10:51着〜(貸切バス)〜延暦寺<延暦寺会館にて精進料理の昼食、後大改修中の根本中堂に移動し説法を聞き、終了後班ごとに班別自由散策>〜(貸切バス)〜三井寺<バスガイドの案内による散策、のち班別自由散策>〜(貸切バス)〜びわ湖大津プリンスホテル<宿泊>
<特筆事項>
ホテルにて政信が昔の知り合いと再会。
嫉妬したちとせのタガが外れたこともあり、その晩大人の階段を登る。
<所持金の使い道>
延暦寺、三井寺、ホテルの売店にて土産購入。
飲料は自宅より持参。
<振り返ってみた1日目>
人物早見表:ち…ちとせ ま…政信 た…武弥 さ…彩希
状況:修学旅行から10年が経過し、子沢山夫婦の代表格となった4人が久し振りに修学旅行の栞を見つけ、思い出話に花を咲かせている……
さ「1日目はゆるっと周った感じかな?」
た「そうだね、なんだかんだでそこまで急がなくて良かった」
ち「宿泊先も豪華だったし良かったんじゃない?」
さ「…ちとせちゃんの暴走に巻き込まれたこっちの気持ちにもなってほしいなあ…」
た「彩希、言っても無駄だと思うよ、この2人だし」
さ「確かに…」
ち「それより!訪れたところの話しようよ!」
ま「そうだな。延暦寺か?」
ち「延暦寺はある意味貴重な姿だったねぇ」
ま「まあな、大改修なんてめったに見られないし」
た「そういえば日光でも大改修やってなかったか?」
ま「ああ、俺たちがこの修学旅行に行く数年前までやってた。
なんだ、武弥も見たのか?」
た「そう。彩希と一緒にな」
ま「ほう。あとは琵琶湖かな?」
ち「琵琶湖!海みたいだったねぇ」
さ「そうだったね。すっごく幻想的だったな〜」
ま「たしかにアレはびっくりした。海に見えたもんな」
ち「そう、初めて繋がったところだもん。
とってもロマンチックなロストバー――」
さ「ち、ちちちとせちゃん!?それ以上はひひ控えようか!」
た「おい政信、奥さんの暴走止めてやれよ」
ま「おまえに言われんでも止めるさ。ちとせも少し落ち着け。
あんまり騒ぐと武弥んとこの娘ちゃんが起きる」
ち「あ、そうだね」
た「すげぇ斬新な止め方だなあオイ」
ま「うちの子は起きないだろうけどねぇ。
そっちの三女ちゃんは赤ちゃんだし起きたら大変だろ?」
さ「そうねぇ、たしかに大変になるよ」
た「よし、ならトーンを下げて話そうか」
ま「そうだな。そういえばあのとき――」
夜は更けてゆく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます