第5話第7回ゆきちゃんの夫は俺だ選手権

たけしくんは、ファッションに興味がない! そのたけしくんをファッション好きになるように、 以下のキーワードを使ってユーモラスに説得しろ!

【キーワード】

「手土産」「ゴジラ」「人工知能」「第7回」

***********************************************************************************


「お前さ、ハワイの手土産にゴジラの置物はねえわ」

「え、かっこよくね?」

 そう言いながら鼻をほじくるコイツはたけし。コイツはプレゼントやらファッションやらにはめっぽう疎く、センスもない。一応友達として何とかしたい。

「その服もどうにかなんねえの?今じゃ人工知能がその人に合った服を選んでくれるらしいよ?」

「いいよ別に。母ちゃんが買ってきてくれるし」

ダメか、もうヤケだ。

「知らねえの?今度学校で『第7回ゆきちゃんの夫は俺だ選手権』でファッション審査あるらしいよ?」

 なんだその大会。

「ま、まじかよ。やべえ」

え、これ?まさかの。

「まじまじ。第1回から6回大会まであのヒムラが優勝だぜ?それでいいのかよ!」

「あの、ヒムラが?くそ、許さねえ。おれこそがゆきちゃんの夫に相応しいのに!」

「そうだ!ヒムラに勝つにはどうすればいいと思う?」

「……服、買いに行くぞ!」

ちょろすぎたー。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る