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残された時間はあとわずか。それを使って剣の使い方を教えてもらったり体力をつけるために走ったりしても、そんなに変わらない気がする。
むしろここは回復に専念して、試練の洞窟へ挑む方が最適な選択なのではないだろうか?
「ねぇ、ミューリエ。特訓はこれくらいにして、充分に休んでから試練の洞窟に挑みたいんだけど」
「アレスがそうしたいのなら私はそれでも構わんぞ。では、自分が良いと思ったタイミングで声をかけてくれ。もっとも、私は試練の洞窟へついていくだけで手出しはしないがな」
「うんっ、分かってる」
その後、僕は夕方まで休息を取り、充分に体力が回復したところで試練の洞窟へ挑んだ。
でも途中で遭遇したモンスターたちとの戦いに苦戦し、タックさんのところへ辿り着く前に力尽きてしまったのだった。
BAD END 5-1
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