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やっぱりミューリエを信じて、素直に走るのを続けておこう。今の僕の実力を示したところで彼女の気持ちを動かせるとは思えないし。
そんなことをしている暇があったら走り続けて、少しでも体力をつける方が良い。
下手の考え休むに似たり――って、何かの書物で読んでような気がするし。
「分かったよ、ミューリエ。僕、がんばって走り続けるよ!」
「いい返事だ!」
ミューリエは満足げに頷いてくれている。
ま、返事は元気でも身体はボロボロなんだけどね……。
→62へ
https://kakuyomu.jp/works/16816927862192814506/episodes/16816927862195228101
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