世界と自分
バブみ道日丿宮組
お題:何かのデマ 制限時間:15分
世界と自分
世界の変革者というのは、必ずいつの時代にも現れる。
それが悪いか良いかは当事者には判断はつかないだろう。世界の未来など見える人間は超能力者出ない限り見えはしない。
変革は悪なのか、正義なのか。
そう考えてしまう感情は人間がもつ病気のような疾患でしかない。
支配された国が崩壊したがために、自由な国になった。
孤独を味わったがために、孤独を感じさせないシステムを作った。
滅びる前に、世界のあり方を変えた。
などなど、世界にはいくつかなんらかの人間、いや生まれた概念を克服しようとする人間がいくにんもでてきては消えていった。後に評価される人間もいるが当時は悪と判断されたということだ。
だからこそ、間違ったデマも時として流れることがあった。
誰かがなくなったとか、病気が治る、目が見えるようになる。永遠の生命が手に入る。
欲望、愉快、希望、絶望、いろいろな感情がそういったデマに引き寄せられる。当然そこには何もない。生まれもしない。騙し相手はなんらかのものを持つ。
ある意味でこういった騙す詐欺師が変革者なのかもしれない。人の意識を変え、実行させる。カリスマを持った人間ともいえる。
もちろんこれは当然悪だ。
どんな人間であろうと騙す詐欺師が悪いという。無論騙される人間も悪いともいえる。
そこから変革が生まれ、対策されてく。
ーー感情がなくなったらどうだろうか?
デマに脅されることもなく、悪意を向けられても感じない、欲望、絶望の感情が生まれない。
ボクは間もなくデリートされる。
電子世界に生まれたバグと認識されたらしい。
人間がリアルワールドを捨てて数億年。
死なない世界になんの意味があるのかと政府に訴えたのがいけなかったらしい。
親は悲しむことはしなかった。
また新しいデータとして生成されるかららしい。
それこそ、なんのデマだろうか。
世界と自分 バブみ道日丿宮組 @hinomiyariri
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