ル-ズソックスは、もうはかない
進藤 進
序章 この小説を書いた、もう一つの理由
真夏のグラウンド。
野球部とサッカー部の掛け声がこだまする高校。
陽炎のように揺れるモノトーンの景色の中を。
一人、黙々と走る少年がいた。
棒高跳びのバーに向かい。
ポールを持ちながら、太ももを高々とリズム良く。
遠目から見えるその光景は。
僕の高校三年間で途切れることなく続いていた。
彼とは話した記憶はない。
どんな奴だったかも、覚えていないのだけど。
そのシーンが心に焼き付いていました。
そんな少年を主人公に小説にしようと。
当時、筆をとりました。
懐かしいヒット曲から。
「ルーズソックス」を履いていた当時の女子高生をイメージしました。
宜しければ、あの頃にタイムスリップしてみませんか?
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