#140字小説 二百物語 第十八集

もしゾンビが溢れたらどうする?よくあるifの話。

食糧の確保も優先事項。

生鮮食品はすぐ傷む。缶詰サプリ保存食スナック。調理不要な食べ物は貴重だろう。

どこで確保する?お店は当然やっていない。無断拝借するしかない。

家庭菜園?未経験でもやる価値はありそう。

貴方ならどうする? #140字小説

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1318033152015618049




10日間の無人島生活

知人らしき男が現れた


男はゆっくり近付き

徐にカバンから注射器を取り出す


「はいはい大声は出さないでね」


片側の口角を上げる男特有の笑み

糸目が更に細くなる

恐怖で身動きできない

注射針が首筋に…


強力な睡眠薬

スウッと視界が暗くなり

そのまま意識を失った #140字小説

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1318405675995705344




10日間の無人島生活

知人の男に睡眠薬を盛られた


(そうだ…こんな事が以前も…)

徐々に意識と記憶を取り戻す


(あの時…あの子が襲われて…)

クラス一の美人

みんなの憧れ


金持ちの級友が薬を見せ

自慢げに語っていた


「この睡眠薬はすげえゼ。秒で意識を奪い多量摂取で記憶も失う」 #140字小説

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1318752284545675264




「地球市民統一会議を始める」

「どんな手段で統一するか」

「人種差別が一番の壁。今のA国を見れば瞭然」

「地球が1つに纏まるなど不可能」

「方法はある」

「聞こう」

「宇宙人」

「?」

「宇宙からの侵攻に対し地球全体で戦う」

「…という名目か」

「既にUFOの開発計画は進んでいる…」 #140字小説

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1319477450712043536




【リンク先に画像あり】

「ここが魔王城か」


らせん状に続く巨大な建造物。かつて人間が支配していたこの星は、今やモンスターが跳梁跋扈する魔界と化した。


「最上階の魔王を滅ぼせば世界は救われる」


地下に隠れ反攻の機会を待った。数年に一度、警備が手薄になる今日こそが千載一遇の好機である。


 西暦3020年 英雄譚

twitter.com/XC8Ch6Xtwe9LRiw/status/1318037657595777029

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る