人それぞれのタイトル
@mayu0532
第1話 45 の誕生日
45の誕生日
仕事してました。
ラインにお祝いカード無し。
友達が居ない訳でもない、知り合いが居ない訳でもない、子供は居ないが旦那は居る。
「?」何故誰からも無いのだろう。
「ちょっと、切ない」旦那のお弁当を作りながら口に出してみる。
何となく誰かに「おめでとう」と言って貰いたくなった。今まで「誕生日なんて別に気にしてない」って思っていたが……
何となく「おめでとう」と言われる事が幸せだったんだと気がついた。
そう気がついたら何だか無性に寂しくなって、一人ぼっちな気分になった。仲良しの仲間に何時もの挨拶をしながら「今日、誕生日なのに出勤だよ~誕生日休暇ほしぃ」何てアピール。
「マジで⁉️おめでとうございます。」……失礼だが嬉しくない、何故なら言わせてるからだ。
「ありがとう」と笑いながら、虚しさを感じた。
もちろんだが、誕生日を知るすべはSNSやら話の流れやらで知るものだが、自分も含め大抵皆覚えてない、普通は家族や旦那意外友達何人の誕生日を覚えて居るもの何だろう。
私も数人の誕生日は、覚えているが……
「そういや、私も知人友人にお祝い言ったりしなくなったなぁ」そう気がついたら自分の誕生日に何も無いのは当然かと納得はした。
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