レモネードのように、甘酸っぱくて爽やかで

扱うテーマはやや重いほうなのに、からっとした心地よい文体と軽快なテンポで、とても読みやすかったです。
一見真面目だけど何処かぶっ飛んでる麻也くんも、チャラくて陽キャだけど繊細な杉本くんも、どっちも可愛くてすぐに好きになりました。
二人の男の子がわちゃわちゃして、寄り添って支え合って、そして少し成長する。それを見守っていくうちに、胸がポカポカと暖かくなりました。

ああ、いいなー、青春しているなー、とついつい思うのは多分私が年を食った証拠だけど。