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  • 憧憬箱の販売人への応援コメント

    「そんな人間たちの狭い視野に、私は映らない。」「不安はどこにもなく、安心はどこにもない。」などのフレーズが詩的で、叙情系作品の雰囲気は出ていると思います。

    ただ、後半の古いテレビ画面に涙する、というのは、新型のスマートグラスなる製品でも多分可能な行動のはずで、たまたま旧式テレビにまつわる記憶を思い出して泣いた、というのなら、画像器械の新旧を持ち出す必要性が薄れてしまいます。その辺り、SFとしては詰めが弱い印象も感じました。

    多分、あと一枚、設定になにか加わればいいと思うので(私感では、「みんなで観ていた」という要素をもっとクローズアップすれば、と思うのですが)、参考にしていただければ。

    作者からの返信

    お読みいただき、ありがとうございます!

    また、アドバイスをいただけてとても嬉しいです。

    ご指摘のいただいている通りで、作品で表現したかった点は
    「テレビという媒体」というよりも「みんなで何かしていた」「テレビなどを含めて家族でいた光景」
    というところでした。
    (家族団欒の風景の映画を引き合いに出したのも、そのモチーフとして意図していたものです)

    ただ、そこに重点を置かせる心理描写がうまくできなかったことや、
    序盤から含め、そこよりも「テレビ」というところがクローズアップする描写が多くなってしまったところは、自分でも少し気になっていたところでした。

    今回、自分なりに言語化できていなかったところも客観的な指摘をいただけて、とても嬉しいです。
    この作品そのものを修正するかはまだ決めていないのですが、今後の作品でも行かせたらなと思っております。
    ありがとうございます!