最後の魔女となった13歳の少女アリシアと、彼女をとりまく少女たちの友情を軸に、魔法や魔物に関する事件を解決したり、日常を送ったりする異世界ファンタジーです。
4人の少女それぞれに魅力的な性格が与えられていますが、決して漫画的に誇張した表現ではなく、彼女たち一人一人の思いが織り成すやわらかな陽射しを思わせる友情に癒されます。
『若草物語』をライトノベルにしたら、かくやあらんといった印象を受けました。
第一部(第7章-EX02)まで読みましたが、今のところきつい展開はなく、恋愛のごたごたもなく、ほのぼのと少女たちを眺めていられる安心感に満ちています。
日々の生活に疲れている人、ここが帰るべき場所ですよ!
読者の心の「ホーム」になってくれること間違いなしです。
大長編ですが完結していますので、エタる心配もなし。
ゆっくりマイペースに楽しみましょう!