異世界流星群――魔星大戦
四紋龍
序幕:国を憂う魔導士山に入り、異界に魔星降り注ぐ事
どうしてこんな事になってしまったのだろう、とネメールは思う。自分が少年の頃は、もっと世界は希望に満ちていた。自分は国一番の魔導士になり、魔術の力で人々を救う。そして、英雄として己の名前を永遠に歴史に刻むのだ。そう思っていた。しかし今、自分は泥にまみれて、険しい山道を必死に登っている。
自ら選んだ事ではあった。今、国は未曽有の危機に直面している。流行り病が王都を中心に大流行し、彼方此方に死体の山が築かれていた。国中の医師や薬師、魔導士が総力を挙げて感染拡大を食い止めようとしているが、その解決の糸口は掴めない。ネメール自身、良い考えがある訳では無かった。ただ、都で幾ら文献をひっくり返していてもどうにもならないだろうとも思った。自分はあくまで、四元素の力を使うエレメントマスターにすぎない。病の治療は専門外で、初歩的な知識しかなかった。ならば、自分にできる事は。そう考え、彼はここに来た。オロトス山。険峻な山であり、好き好んで登ろうとする者はほとんどいない。この山に十五年程前から、神が降臨したと噂になっていた。指を振るだけで霧を払い、雨を降らせ、雷を落とせるのだという。また山に迷い込んだ猟師が獣に襲われ半死半生となった時、何処からともなく現れてその傷を一撫でするや、たちどころに治癒したという噂もあった。
何か、あてがある訳では無かった。この山の事は知っていたが、ここに本当に神が棲んでいるなど思ってもいない。彼の信仰するサリュリア教の経典のどこをひっくり返しても、そんな事は記されていなかった。それでも、何かがあるのかもしれないと思った。ある種の自暴自棄だと言っても良かった。
喉が渇いていた。鬱蒼とした木々のおかげで熱さはさほど感じないが、長い事山道を歩いているのだ。普段さほど運動していない彼に、これは堪えた。辺りをきょろきょろと見渡すと、小さな池が見えた。急いでその池に近づく。それなりの大きさの池だった。跪いて、水を掬おうとしたその時だった。
「おい、アンタ」
不意に、声をかけられた。驚いて声のした方を振り返る。そこにいたのは、生意気そうな顔をした顔の童子だった。服装はみすぼらしいが、顔はハッとする程美しかった。少年のようで、少女のようでもある顔立ち、体つきも少年とも少女ともつかぬ。声も透き通る風の様な声で、神秘的な気配を漂わせていた。
「な、なんだ、お前」
「アンタ、山を知らねえな。こんな池の水飲んだら、後十年も生きられねぇぞ」
「何?」
「目には見えねえ虫がいるのさ。下手に飲んだら、腹ン中にその虫や卵がワンサカ入る。それがじわりじわりとアンタを内から食い殺すのさ」
そう言いながら、童子は背負っていた荷袋から椀を取り出す。それに水を汲んで、椀を掴んだまま何かブツブツと言った。すると椀の湯がたちどころに煮え立ち、ゴボゴボと音を立てる。更に童子がもう一言言葉を発すると、沸騰は収まった。驚きのあまり一言も発せぬネメールに、童子はその椀を突き出す。
「ほら、喉乾いてんだろ。飲みなよ。虫は熱に弱い、煮ちまえばそれで大丈夫さ」
「あ、ああ。……驚いた。お前、魔術を使えるのか」
「ん? ……まぁね」
ぐい、と水を飲み干す。一杯の水を、これ程旨いと思った事は無かった。
「それよりアンタ、何の用だよ。アンタみたいな山に不慣れな奴が、ここに来るなんて」
「おう、そうだ。お前、この山には神が棲むという噂があるだろう。それについて、知らんか」
「神、ねぇ。そんなもんはよう知らんが、それを訊いてどうすんだい」
「今、国は大変な危機に直面しておるのだ。病が流行り、王都やその周辺で大勢の人間が苦しみ、死んでいる。それを何とか救う方策を」
「情けねぇなあ、神頼みかい」
「俺はな。俺は魔導士だ、病の事は詳しくない。俺にやれる事はこの位しか無いのだ。ここの山の風聞は聞いていた。それに縋るしかないのだ、俺はな」
「……そうか。しかしそんなもん、いるのかねえ。俺は見た事ねえぜ」
「それは分からん。確証がある訳でも無いのだ」
そう言って、ネメールは椀を返す。
「すまない。助かったぞ」
「おう……アンタ、もう帰った方が良いぜ。そんないるかも分からん奴を探してもしょうがねえさ。アンタの信じる神様に祈ってた方が良い」
「そうかもしれんな……所詮、自己満足に過ぎん。だが、俺は行くよ。何でもいい、やりたいんだ。無駄だとしても、ただ座して待つだけというのは辛すぎるんだ」
「アンタ、魔導士だろ。なんで魔術を使わない。魔術を使えば、もう少しは楽だぜ」
「お前は山にいるから知らんのか。相手に敬意を持って訪ねる時は、魔術は使わん。それが俺達の敬意の表し方だ」
そう言って、ネメールは立ち上がり歩き出す。彼はまだ未熟な魔導士ではあるが、魔術で足の疲労を取ったり、元素から水を呼び出して飲むくらいの事はできた。童子は横についてきて、言った。
「アンタの信じる神様とは、違うんだろ、多分」
「ああ。だが、そういう噂が立つという事は、何かあるという事だ。或いは世の混雑を嫌った賢者や大魔導士が、そういう噂のタネになったのかもしれない。もしそういう人がいるのなら……可能性が少しでもあるなら、俺は行く。それで国が、人々が救われるなら」
「……そうか。なるほどね。分かったよ、アンタの気持ち」
そう言って、童子は立ち止まった。不思議に思ったネメールが彼を見つめると、不意に童子の体から煙が上り始めた。ネメールは驚いて叫んだ。
「な、なんだ、どうした」
「お前を試した。お前は、真にこの国を、民を憂う者の様だ。ならば、私も正体を明かそう」
先程までとは全く違う口調、全く違う声色で童子は言った。その姿が歪み、そして壮年の男が現れる。ネメールは驚いて声も出ない。透き通るような白い肌、高い鼻、くぼんだ眼。その顔を、彼は知っていた。
「私が、おそらくお前の探す者だ。都の疫病、心当たりがある。治める事もできよう」
「ま、マスター……レイヴン……あなたが、ここにおられたとは」
彼は、かつてこの国最高の魔導士と称えられた男、レイヴンだった。その来歴は分からぬ部分が多い。レイヴンというのも本名でなく、彼がいつも黒衣を纏っているからそう呼ばれる様になったに過ぎない。いつの間にか現れてその実力でのし上がり、朝廷でも重きをなした。ネメールは彼に憧れて魔導士を志したのだし、そういう若者は数多くいた。しかし彼は十五年前、忽然と姿を消した。この山に神が現れたという噂が流れた時期とも一致する。
「な、何故この様な所に」
「朝廷の下らぬ権力争いに嫌気がさしたのだ。かつての様な、真に民を憂う仁君も、その帝を支え万民の栄えを齎す賢臣も最早いない。私自身、命を狙われた事もあった。それでここに住み、今はただ我が術の研鑽に励む事としたのだ」
「貴方様ならば、必ずやこの病、治められましょう。ローラシアの万民になり替わって、御礼申し上げまする」
そう言って、ネメールは大地に膝をつき、深々と頭を下げた。レイヴンはふ、と笑って言う。
「私も、礼を言いたいのだ。まだお主の様な者が朝廷にいたかと。なればこそ、心も動いた」
「ありがたきお言葉。……貴方様のお言葉、良く分かります。今の王宮は、もはや腐敗の一途を辿り……心あるものは低い身分に留め置かれ、へつらい者が幅を利かせる有様。……我らがお諫めしようにも、それが叶う身分ではなく。過去には何名かの忠臣が国を正そうともいたしましたが、官を追われるならばまだ幸せ、命を奪われる者も」
「そうか……嘆かわしい事よ。その様な者こそ、今の世に必要だというに」
彼はそう言うと、目を閉じてしばし考えこんでいた。そして、目を開けると絞り出すように言った。
「……或いは、灸を据えねばなるまいか」
その言葉を聞いて、ネメールはぎくりとする。まるで、叛乱でも起こすかのような言い方であったからだ。
「ま、マスターレイヴン。よもや、謀反を」
「いや。私はただの魔導士。私一人が民を糾合し反旗を翻しても、ただの騒乱に終わる。それでは彼らは反省せぬ。ついて参れ」
そう言って、彼はすっとネメールを指差した。すると次の瞬間、ネメールの足元にふわりと雲が現れる。そしてネメールの体は一気に宙に舞い上がり、あれよあれよという間に山頂へと運ばれた。レイヴンもまた雲に乗り、二人は山頂付近の洞窟の前に辿り着く。ネメールは驚いて声も出なかった。この魔術はネメールも使えなくはないが、人に使おうとすれば魔法陣を描き、長々と呪文を唱え強く念じねばならない。とてもあの様に一瞬で、こともなげに使う事などできないのだ。
「この程度で驚いていると、これから先起こる事を見たら気を失う事になるぞ」
そう言って、レイヴンは洞の中に入っていく。ネメールもその後に続いた。洞窟はそれ程長くなく、すぐに行き止まりになる。幾つかの奇妙な机や道具類が置かれていた。ネメールが今まで見た事もないものだ。
「な、なんです、これは。見た事も聞いた事も無い道具ばかり」
「で、あろうな。ここの世界の『魔術』とやらは面白い。我が習い覚えた術とは似て非なるもの、通じる部分もあるが全く異なる部分もある。故に極めたくなったのだが」
そう言って、レイヴンはどっかと座り込む。そして手で奇妙な形を作ると、何か唱え始めた。それも、ネメールが知る呪文とはどれも違う、意味の分からぬものだ。聞きたい事は山ほどあるが、今話しかけては集中を乱すと思い、ネメールは黙って立ち尽くしていた。やがて、洞窟の中の景色が変わり始めた。壁が消え、まるで高い山の頂上に立っているかの様な錯覚に陥る。雲が遥か下に見え、青空に包まれている様な感覚に陥った。そしてレイヴンを見て見れば、顔立ちが先刻までと全く違っている。肌は黄みがかり、全体的に顔立ちが平坦になっていた。一体どうした事だとネメールが思っていると、やがて四人の影がこちらに近づいてくるのが見えた。レイヴンがその影に、静かに語りかける。
《久しいの、兄弟》
そう言われた四人は、皆一様に頷いた。四人とも、今のレイヴンの顔に近い。ネメール達とは異なる人種に見えた。昔見た、東方よりやってきたという商人が、こんな顔をしていたとネメールは思った。そして彼らを見つめるレイヴンの顔は、ネメールが見た事がない程穏やかで、嬉しそうに見えた。
《いったいどうした事だ、兄弟。お前はここ十五年ほど、姿を見せなんだが》
四人の内の一人が言った。耳から入るのではなく、頭に直接響く様に、ネメールは思った。
《面白い場所を見つけてな。我らの術とは似て非なる、魔術というものを使う世界だ。これが面白くてな》
《全く。老師が天仙となられ、我らも早くその境地に辿り着くべく研鑽を積むべきというに》
《そう言うな、ジューウン》
その名前も、ネメールは聞いた事の無い響きだった。ジューウンと呼ばれた男が、言った。
《お前の後ろの男は? お前の弟子か?》
《いや。俺が今いる世界の『魔導士』だ。まぁ俺達と似たようなものだよ、まだ腕は未熟の様だがな》
《それが、どうしてここに?》
《俺が連れてきたのだ。……お前達に、言いたい事があってな》
そう言って、レイヴンが表情を改める。
《この世界の、俺の今いる国は、今腐りつつある。皇帝は道楽にふけり、奸臣佞臣が蔓延って志ある者は地位を追われている。まるで、あの時の様に》
《それで?》
《俺は修業を積んで、昔よりは分別も付くようになった。だが、やはり根はあの頃のままなのだな。今日この者の言葉を聞いて、我慢ならなくなった。あの時と同じように。……お前達も、こちらに来ないか。いや、お前達だけじゃない。兄弟達で、もう一度旗を掲げないか》
《全く見ず知らずの世界の民を、喜ばす為にか? 全く、酔狂だな》
《そうだ、ジューウン。俺達がこの国をかき乱し、朝廷の無能共に思い知らせる。それで、救われるかもしれん。あの時は、結局我らがダーソングォは滅びてしまった。今度もそうなるかもしれない。しかし、ただ黙って見ていられんのだ、俺は》
《お主一人がやればよい。我らは今や神仙に近づかんとする身だぞ》
ジューウンとは別の誰かが言った。レイヴンがカッと眦を上げて反論する。
《我らの志は何だった。天に替わりて道を行う、それであろうが。どこだろうと、そこに住まう民は民。ならば我らが救わんと、ソンの兄貴ならば仰ると思うがな」
その言葉に、四人はびくりと反応したようだった。しばしの沈黙の後、ジューウンが言った。
《俺は行く。俺もやはり、根はシャオファの山賊の様だ。何より、また兄弟達と暴れられるのなら。もう一度、シジンの兄貴達と》
《だが、彼らをそちらにという事ならば、宿星としてそちらに降らせるという事だ。まるきり同じでは無いのだぞ》
《構わねえさ。俺達は魂で繋がっているんだ。必ずあの時の様に、そういう運命にある。俺はそう信じる。そうだ、そうなった時、俺だけ元のままってのは駄目だな。不公平ってもんだろう。兄弟達と同じように、俺も星に返る。頼むぞ、ファンルイ》
そう言って、ジューウンは腰に下げていた剣を抜いた。そしてためらいなく、それを自らの喉に突き立てた。ネメールは余りの事に言葉が出ず、茫然とそれを眺めていた。
《……仕方あるまい。そうさな。儂も、だんだんその気になってきたわ》
最初、反対していた男はそう言って、残りの二人を振り返る。
《お主達は宿星を持たぬ故、この方法では来られぬ。どうか、我らが老師の教えを守ってくれぬか》
《承知した。未熟なれど、力を尽くしましょう》
《すまぬな。我儘を言う。全く、ジューウンめ、貴様がそうしたら儂もそうせねばならん。ファンルイよ、すまぬな。その世界への案内は、お主に任す。お主一人転ぜられぬのは、辛いかもしれん。我らは記憶を失うが、お主一人は、あの記憶を持ったままなのだからな。生まれ変わった我らを見て、心苦しくなるかもしれぬ》
《構わぬ。全ては、俺の我儘なのだ。その位の重圧は、受けるさ》
そう言って、その男もジューウンの剣を手に取り、同じく自害した。そう見えた。その二人の体から、爛々と輝く光の球が飛び出した。
《……私が、兄弟をこの世界に導こう。私一人生まれ変わらぬのは、心苦しいが》
そう言ってレイヴンは、両の手をグッと組み合わせて何かを念じ始めた。するとあたりに、幾つもの光の球が集まってくる。それを見て、レイヴンは涙を流して叫んだ。
《我らが兄弟よ! 今一度、旗を掲げよう。我ら姿形は変われども、必ずや集い、そして天下を正そう。今度こそ、我ら天に替わりて道を行い、非道を正し、万民を救わん》
次の瞬間、光の球達が一斉に飛び上がり、天に消えて見えなくなった。そして、レイヴンはがっくりと項垂れ、周りの景色が不意に掻き消える。気が付けば、あの洞に戻ってきていた。ネメールはまるで意味が分からず、ただ茫然とするしかなかった。
「な、何が……何が、起こったのです」
「……私がした事は、或いは恐ろしい事かもしれん。お前にとっては、ただの災いなのかもしれん」
「どういう事です」
「この世界に、魔物を呼び寄せたのよ。私の一存でな。あの四人は、その気になればこの世界にもやって来れる。しかし、星になった兄弟達はそうはいかん。だから、私が案内してやる必要があった。あの二人は自ら自害し、星を解き放った。仮初の肉体を失っても、魂はあの星にある」
「あ、貴方は一体何者なのです!」
「私は……ファンルイ《樊瑞》と言う。先程見せた、あれが私が元々いた世界だ。百七の兄弟達は星に返った。私だけが、かつての記憶を持ったままだ。記憶は重荷だ、悟ったつもりでも、私は今でもあの頃を思い出し、兄弟達を思い、涙を流して目が覚める。二人の兄弟が死に、私一人生き残った。叶うならば、私も共に戦の中に死にたかった。しかし、詮無き事だ。これも我が運命」
レイヴンの言葉の意味が、ネメールにはまるで分からなかった。気が付けば、洞窟の外は暗くなっている。
「外に出て、見てみるとしよう。今頃、兄弟達が来ている筈だ」
レイヴンはそう言って、外に出た。ネメールもそれに続く。二人は洞から出て、空を見上げた。満点の星空が広がっていた。突然、大地が震えた。ネメールは思わずしゃがみ込む。レイヴンはジッと、空を見つめていた。そして、天を指さした。
「来たか、兄弟。時が満ちるまで、私も眠るとしよう」
その指さす先に、一筋の流星が見えた。いや、一筋ではない。その後に続くように、続々と流れ星が降り注ぐ。まるで雨の様だった。背筋が凍る様な思いを、ネメールは抱いた。それは美しく、そしてどこか恐ろしかった。魔物、とレイヴンは言っていた。
「一体、貴方は何を、何をなさったのです!」
その問いに、彼は笑って応えた。
「いずれ分かる。さらばよ、青年。病の事は必ず、私が止めてみせよう。そしてその忠義の心、努々忘れるなかれ」
その言葉が終わるや否や、ネメールの体は見えない力に突き飛ばされ、虚空に舞った。ネメールは叫び、そしてガバと身を起こす。彼の体は、自宅のベッドの中にあった。汗をびっしょりとかいていた。
「ど、どういう事だ。俺はなぜ、ここに……」
先程の光景は、夢だったのか。いや、そんな筈は無い。間違いなく、彼はあの山を登り、そしてレイヴンに出会い。
「そうだ、星は」
そう呟いて、彼はベッドから転がり出た。窓に駆け寄り、開いて外を見る。そして、目を見開いた。ああ、という言葉にならない声が口から漏れ出た。彼の視界の先で、数え切れないほどの流星が、天を覆っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます