欠けた病室
夕方を過ぎたので
カーテンを閉める
本当は窓際の友の仕事
ふと空を眺めると
雲が流れていて息を飲む
彼は退院までに帰るだろうか
時がまた過ぎてゆくので
目を室内に戻す
色とりどりの彼の折り紙
ふと廊下から音が
彼を心配する声がする
郷愁の愛を想い出す度に
彼に生きててほしいとおもう憶ふ
2022.3.6(日)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます