第241話「8回目の嘘コク」☆500感謝✨✨おまけ話 ワンコインの甲斐性
✻まえがき✻
☆500達成しました✨✨
いつも読んで下さる読者の皆様に、感謝の気持ちを込めておまけ話を書きましたので、よければご覧下さい。
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
「えーと、京太郎。コレ、あの、京介から渡すように言われてね。よかったら受け取ってくれない?」
「!??京介…おじさんから?」
母、奈美からちょっと気まずそうに封筒を渡され、警戒しながら封筒の中身を覗くと、中には諭吉が一枚と小さい手紙が入っていた。
『京太郎、よかったらめーこちゃんとのデートとのデートにでも使ってくれや。』
「…!!何だよ、こんなのいらないよ!」
京太郎は眉間に皺を寄せて、奈美に封筒を突っ返す。
「京太郎、気持ちは分かるけど、一応あの人なりに、京太郎の事を思って…!」
「今まで『貧乏だからすまんが、小遣いはやれん』とか言ってたくせに、父親だってバレた途端に何でこんな事するんだよ?頼りない親戚のおじさんのままでいいって言うなら、急に態度変えんなよ!とにかく、これはいらないから!」
封筒を居間のテーブルに置き、そう言い捨てると、京太郎は、自分の部屋に行ってしまった。
「あっ。京太郎…!はあっ…。」
それを遣る瀬ない気持ちで見送り、ため息をつく奈美。
最近父親だと分かった京介への気持ちは複雑で、京太郎は、簡単に割り切る事ができなかった。
(何がめーことのデート代にでも使ってくれだよ。あの人の力なんか借りなくても、めーこは自分の力で幸せにしてみせるぞ!)
そう固く決意する京太郎。
✻
「それでね?マキちゃんが、ペットショップ行ってみたら、不思議な色のカエルがいて…。?京ちゃん??」
「………。」
学校の帰り道、隣を歩く京太郎が心ここにあらずといった様子で眉間に皺を寄せているのに気付き、問い掛ける芽衣子。
「え。あ、ごめん。めーこ、何の話だっけ?」
「あっ。うん。マキちゃんが新しいペットを買いに行った話だけど、京ちゃん何かあった?
今日一日、ずっと難しいお顔してるよ。」
「ええっ?そうだった。ごめん!」
芽衣子に指摘され慌てて謝る京太郎。
「ううん。いいんだけど、何か嫌な事があったのなら、よかったら私にも話聞かせて欲しいな?」
「めーこ…!」
心配そうにこちらを見てくる芽衣子に、胸がキュンとしながらも、心の中で自分を責める京太郎。
(ああ、もう、何やってんだ、俺!幸せにしてやるとか言って置いて、めーこにまで心配かけて!)
「い、いや。本当に大した事ないんだ。ただ、えっと、そう!今日はめーこに、何か奢ってあげたいなぁなんて考えてたんだよ。」
「ええ〜!//放課後デートはいつでもウェルカムだけど、奢りなんて悪いよぉ。割り勘で…。」
京介の事で、モヤモヤしていた気持ちを誤魔化して、そんな提案をしてくる京太郎に、芽衣子は申し訳なさそうな顔をしたが…。
ズイッ!
「いや、今日はどうしても彼氏としてめーこにどうしても奢ってあげたい!ぜひ奢らせてくれ!」
「ドキン!きょ、京ちゃん…!///(今日、いつになく強引でカッコイイ♡♡)
わ、分かりました。奢って下さい。彼氏として…♡♡トロトロ…。」
真剣な顔で詰め寄られ、ポーッとその場に溶けてしまう芽衣子。
「ああ。何か食べたいものがあったら、何でも言っ…。あっ…?」
と言いかけて、昨日、久々にスギとマサとラーメン&ゲーセンに行った事を思い出した京太郎。
「……💦」
溶けている芽衣子に気付かれないように、そっと財布の中身を確認してみると…。
「…!?||||」
財布の中にお札は皆無であり、小銭入れを開けると、一番大きなコインが一枚だけ入っていた。
(な、なんてこった…。_| ̄|○ il||li
所持金500円…!!!)
✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽
その後、コンビニのイートインスペースにて…。
「うわーい!ありがとう✨✨京ちゃんと肉まん、あんまんシェア幸せ〜♡♡今半分こにするから待っててね?」
「めーこぉっ。ううっ。ご、ごめっ…||||」
ホカホカの肉まんとあんまんを手にご満悦の芽衣子に、コンビニ肉まんしか奢ってあげられない申し訳なさに、涙を流す京太郎。
「あれ?京ちゃん、どした〜?💦
やっぱり何かあった?ホラ、京ちゃんの肉まん多めにあげるから、元気出してっ?」
「ううっ。めーこぉっ。そんなんだけど、ちゃんと食べてくれ〜!!」
「あれぇ?余計泣いちゃった。うえ〜ん!何でぇぇ…!?」
京太郎を気遣って、肉まんを多めに切って渡そうとするものの、更に落ち込まれ、涙目になるめーこでありましたとさ…。
✻あとがき✻
お礼のおまけ話ですが、こんな内容ですみません💦
まぁ、めーこちゃんは、京太郎くんと一緒にいられれば、幸せなんですけどね?
京太郎くん的には気になってしまったという…(;´∀`)
肉まんを食べるお話でしたので、チャイナドレスの芽衣子ちゃんのイメージのAIイラスト(読者の皆様へのお礼メッセージ入り)を近況ノートに投稿しますので、よければそちらもご覧下さいね。
今後も不定期でおまけ話を投稿したいと思いますので、見守って下さると嬉しいです。
これからも宜しくお願いしますm(_ _)m
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます