第229話 30万PV感謝✨✨おまけ話 校舎の中で◯◯と叫ぶ二人

※いつも読んで頂きましてありがとうございます✨✨

本作品30万PV達成しました!

今まで応援頂きまして本当にありがとうございます😭

読者の皆様に感謝の気持ちを込めてお礼のおまけ話を投稿させて頂きます。

よければ、読んで頂けると嬉しいです。


また、近況ノートにもお礼と、この話をイメージしたイラストも投稿する予定です。そちらもよかったらぜひご覧下さいね。


今後ともどうかよろしくお願いしますm(__)m


✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽



休み時間、友人のスギとマサと取り留めもない話をしていた京太郎。


「駅前に海鮮系のラーメン屋出来たって。」

「へー。美味しいのかな。」

「分かんねーけど、こだわりの魚醤使ってるって。」


「魚醤かぁ…。ちょっと行ってみたいな?なぁ、マサ?」


京太郎は、スギに聞いたラーメン屋の話をマサに振るが…。


「ほえ…?何だって?」


上の空でポーッとしているマサに、驚く京太郎とスギ。


「食いしん坊のマサがラーメン屋の話題を聞いていないだと…?」

「そう言えば、マサの奴、朝からボーッとしてるよな?」


「ふへへ…。マコちゃん、柔らかかったなぁ…♡♡」


「「!??||||」」


ふと漏らしたマサの言葉に彼女との関係に決定的な事があったのかと、動揺する京太郎とスギ。


「(ももも、もしかして、マサの奴、脱童◯したんじゃ…!)」

「(ままま、待て京太郎!まだ分からん。尋問してみないと…。)」


慌てつつ、二人でコソッと相談し尋問会を開く事になった。


「ゴホン。マサ…。お前、昨日、ナニしてたんだ!?」


「ふえっ?何って??」


突然ドス黒いオーラに包まれたスギに詰問され、驚くマサ。


「(スギ、聞き方が…💦)

え、えっと、マサ今日なんか嬉しそうだけど、日向さんと何かあったのか?」


「!!//」


京太郎にも、聞かれ、かあっと顔を赤らめるマサ。


「い、いや、何でもないよ。ただ、おっぱい…。あっ…//」


「「おっぱい!?」」


マサの漏らした言葉に目を剥く京太郎とスギ。

「触ったのか?見たのか?許せんな!💢」

「それとも、両方か?いずれにせよ死刑だ!💢」


すごい勢いで二人から責められ、慌てて否定するマサ。


「そんな事してないよ!ただ、昨日の帰り道、転びそうになったマコちゃんの二の腕を掴んだだけ。それだけだよ。」


「「えっ。それだけ?」」


疑わしそうな京太郎とスギに、デレデレしながら、説明を続けるマサ。


「それだけなんだけどさ、女の子の二の腕って、すげー柔らかくってさ。一節によるとおっぱいと同じ感触って、言うじゃん?なんか想像しちゃっただけだよ。」


「「へ、へー。そうなんだ…。(お、おっぱいと同じ感触…!)//💦」」


マサへの有罪の疑いが晴れると共に、それぞれの彼女の二の腕への興味が1000上がった京太郎とスギであった…。


         *

         *


「京ちゃん。今日のお弁当は、海老ドリアなんだけど…。ん?どしたの?私、腕になんかついてる?」


昼休み、屋上のベンチにてー。

いつものように、作って来たお弁当を差し出そうとする芽衣子だったが、京太郎に腕をじっと見られ戸惑う芽衣子。


「い、いや、何でもない!ごめん!(うわぁっ!俺は、何見てしまってるんだ?変態か…!!)」


さっきのマサの話を思い出し、思わず芽衣子の二の腕を見てしまった事に気付き、目を逸らす京太郎。


「??あっ。もしかして、コレ(虫さされ)見てたのかな?昨日部屋に蚊が部屋に入って来て、刺されちゃったんだよ〜。痒くて掻きこわしちゃって。ひゃっ?//」

「ああ、虫さされ、痛そうだな…。ハッ。//」


プニッ♡


芽衣子に、二の腕に出血の跡のある虫さされを見せられ、思わず腕を取って触ってしまう京太郎。


「ごごご、ごめん!つい…!」


「あ、ううん。心配してくれたんだよね?びっくりしただけで、嫌じゃな…。京ちゃん??」


急いで謝られ、笑顔を向ける芽衣子だったが、どんどん真っ赤になっていく京太郎に芽衣子は目を丸くする。


「(プ、プニッていった…。すげー柔らかかった…!!これが、おっぱいの感触…!?って、俺は何を考えてるんだぁっ!!///)


うわあぁ!ごめん、めーこ、俺は変態だあっ!!」



邪な事で頭がいっぱいになってしまった青少年、京太郎は、恥ずかしさのあまり、屋上を走り去る。


「えっ。ま、待って京ちゃあぁ〜ん!」


そんな京太郎に驚きつつ、芽衣子はその後を追いかける。


そして、校内を追いかけっこし、絶叫する二人。


「うわぁぁーーっ!!俺は変態なんだーーっ!!めーこ、来ないでくれ!!こんな俺を見ないでくれーーっ!!」


「大丈夫!大丈夫だよ、京ちゃぁ〜ん!!私も痴女だから!痴女だからあぁ〜っっ!!」


         *


「委員長。実は今、矢口くんと氷川さんが、お互いに変態だ、痴女だと叫びながら校内を走り回っているという報告を他の委員から受けたのですが…。」


「はあぁ…。あ、あいつらぁ〜っっ!!」


生徒指導室にて、副委員長の雨宮姫華から報告を聞き、その場に崩れ落ちる風紀委員長、白瀬柑菜。



その後、風紀委員に捕獲、連行され、生徒指導室で白瀬先輩にしこたま説教を食らった京太郎と芽衣子でしたとさ…。


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