冒涜の禁書
第135話
キャンペーンシナリオ『なんか一人だけ世界観が違う』
シナリオ7 『冒涜の禁書』 開始です。
推奨技能は【クトゥルフ神話】または【オカルト】、【図書館】、【ナビゲート】、【目星】【追跡】【隠れる】のいずれか、各種戦闘系技能です。
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魔術学院・軍学校交流戦から約三カ月。
たった一週間しかなかった一瞬のイベントより少し長い程度、九日しか無かった冬期休暇を終えた魔術学院生たちは、専門化しつつある勉強に疲れ始めていた。
いつものように、1-Aの教室の窓側最後列の机には、無理解の笑顔を浮かべたフィリップがいる。その両脇には、未だ僅かに恐れを見せて身体を寄せる、ルキアとステラの二人も。畏れの対象は言うまでもなく、教壇に立つ黒髪褐色猫耳美少女教師、ナイ教授だ。
彼女の担当科目は魔術理論基礎。今はその授業中だった。
直感的に、常人で言う走行や跳躍のような感覚で魔術を使う魔術学院生にとって、「魔術とは何か」を体系立て論理的に講義する魔術理論の授業は、逆に難解だ。
走るときに「いま動いてるのは腓腹筋とヒラメ筋と大腿筋で、特に半腱様筋と半膜様筋が~」なんて考えている者は、そういないだろう。
直感と理論のすれ違いも魔術理論の授業のウケが悪い理由の一つだが、何より、その内容が問題だ。
現在、現代魔術理論分野に於いて、「これは間違いない」と言える理論は三つほど。あとは「理論無き事実」と「実証無き仮説」だ。
たとえば「魔術は魔術式の演算によって行使される」というテーマ。これは純然たる事実であり、また、魔術式の改編や新規作成などによって実証もされている。魔術式を介さない魔術──文章記述、絵画などのイメージでは魔術を使えないという実験もされた。
だから、教えるのはこれだけでいい。
では「魔術師にはそれぞれ魔術適性がある」というテーマ。これは事実ではあるが、実証はされていない。なんとなく「そうだよね」と思われているだけだ。
そして、このテーマに関する仮説の数は10個を超える。いや、有名な仮説に埋もれたり、或いは過去に反証されたものも含めるともっと多いだろう。ただ、いま「そうではないか」と言われている、未検証の仮説が10個だ。
「生得的なもの、血統的に決まっているもの」という主流の仮説や、「何を食べて何時間眠るかなど、身体を構成する要素が魔力を変質させる」という次点の説。「生まれる時に神によって決められる」という宗教的なもの。魔術学院では、その全てについて教えられる。
全てだ。
10個の仮説があるなら10個。100個なら100個だ。当然ながら、それらすべてに「○○の仮説」と名前が付いている。
未だ立証されておらず、しかも有意性が同等程度あるのだ。仕方ない、覚えるしかない。
例年の魔術学院生の大半は──一部の記憶力に自信のある生徒を除いて──そう諦め交じりに詰め込んできた。
フィリップも、記憶力に難があるわけではない。覚えようとして覚えられないことは無いだろう。
難があるのは記憶力ではない。
──知識だ。
「……この話、ジェームズ・フォン・オイラー卿の“血統遺伝的魔力構成要素と魔力中の性質決定因子仮説”が正しいらしいですよ。ナイ神父が言ってました」
フィリップは大体の話に対して、「正解」を知っている。
それはナイ神父あるいはナイ教授による個人授業の成果だが、授業への集中度を損なうという副作用もあった。
どこを見ているのか判然としない虚ろな目で何となく黒板を見つめ、そこに並んだ幾つもの「まだ立証されていない」仮説の数々の答えを呟くフィリップ。
ここ最近の授業ではお決まりの光景に、右隣のステラがいつものように苦笑する。
「立証すれば勲章モノだな。小金が欲しくなったら、その方法についても聞いてみるといい」
「現代魔術体系について詳しくなる必要は無い、らしいです。僕は召喚魔術以外に適性が無いので」
何なら召喚魔術にも適性は無いのだけれど。
さておき、ナイ神父の言葉通り「地球の魔術体系に」と言わなかった自分を、まずは褒めよう。よく口を滑らせなかった。
「ほう? ナイ神父にしてはマイルドな言い回しだな。“人間如きの”とは言われなかったのか」
「……まぁ、はい」
虚無の彼方から帰ってきたフィリップがステラとひそひそと話していると、左の脇腹を小突かれる。左隣に座っているルキアに目を遣ると、彼女はちょんと前を指した。
「ナイ教授が見てるわよ」
「…………」
彼女の言葉通り、正面に向き直るとニコニコ笑顔のナイ教授と目が合う。
頭頂付近では猫耳がぴこぴこと動き、背中では毛艶のいい黒いしっぽがゆらゆらと揺れていた。
「はーい、おかえりなさいフィリップくん。キミも帰ってきたことですしー、少し期末試験の話をしましょうねー」
学生であれば聞き捨てならない、特に実技分野が壊滅的で、進級を理論分野に頼り切っているフィリップとしては絶対に聞き逃せない情報の予感に、ペンのインクを確認する。
あからさまな態度の変わりように、ナイ教授はフィリップにだけ分かるような嘲笑を浮かべた。
フィリップが微かに眉根を寄せたことで満足したのか、追撃は無く、話題が移る。
「後期の期末試験は一年生の総復習であると同時にー、二年生への第一歩となりますー。一年生で学んだことはいわば“常識”ですけれどー、二年生はもっと専門的なお勉強をするので、今回の試験はその入り口くらいの難易度にしますねー」
間延びした媚びるような声にも慣れつつあるフィリップは、「具体的に何が出るのか、早く教えてくれ」という視線を向ける。
ナイ教授は「せっかちさんですねぇ」と笑ってから、望む情報を提示してくれた。
「二年生では錬金術や召喚術、治療術などの選択科目があるのでー、現代魔術との相違点について論述して貰おうと思っていますー」
ナイ教授の言葉に、クラスの殆どが首を傾げる。フィリップもその中の一人だ。
だって聞く限り、そう難しそうには思えない。強いて言うのなら、フィリップは入学時から召喚術を選択することが決定しているので、他二つはどうでもいいのにな、という面倒くささはあるけれど。
しかし、ごく一部の成績上位常連の生徒は「それはちょっと」と苦し気に顔を歪めている。全く無反応なのはルキアとステラくらいだ。
「それって難しいんですか?」
「ん? まぁ、相違点の列挙くらいなら教科書を読めば分かるが、“何故”を問われると難しいな。と言うか、これは現代魔術理論の授業なんだから、当然ながら現代魔術の理論に基づいて説明させられるだろう」
「そうね。そして異なる二つの体系について説明する以上、一方だけを知っている状態では無意味なの。つまり、きちんと得点するためには、それぞれの分野の基本的な理論くらいは知っておかないといけないわ」
なるほど確かに、とフィリップは頷く。
しかし、手元には現代魔術の教科書しかない。二年次以降の選択科目の教科書は、当然ながら選択決定してからの購入だ。
「じゃあ、放課後は図書館に行かないとですね」
「そうだな。今日の練習は止めておくか?」
「いやいや、やりますよ、勿論! あ、いえ、殿下がいいならですけど」
妙な遠慮を見せたフィリップに、ステラは軽く眉根を寄せる。
その表情にポーズ以上の意味は無く、特に気分を害していないことは、彼女の揶揄うような声色で分かった。
「おっと。錬金術も召喚術も治療術も使えないが、理論の勉強だけはしていたんだ。次期女王を舐めてくれるなよ」
「おぉ! じゃあ僕とルキアに教えてくださいね!」
「次期女王を舐めるな」なんて、常人が言われたら恐縮して竦み上がってしまうような言葉にも動じず、フィリップは「先生役がいた!」と喜ぶ。
そんな反応を当然のように受け止めて、ステラは「構わないぞ」と笑った。
そして、そんな私語をナイ教授が見逃すはずもなく。
「フィリップくーん? まだ授業中ですよぉ? 試験までまだ一月くらいありますけどー、気を引き締めてくださいねぇ?」
◇
放課後。
ナイ教授からのちょっとした説教を受けたフィリップは、いつものように体育館を借りていた。
流石にいつぞやのように終日貸し切りとは行かず、幾つかのクラブに話を付けて、授業終了から45分だけだ。ちなみに、話は驚くほど簡単に片付いた。
「いいですか?」「いいですよ」。要約するとこんな感じの、殆ど即決だ。顔も知らないカーター元枢機卿の威光が轟いていて、フィリップとしては非常に複雑な気分だった。
さておき、この45分の殆どは魔術──ではなく、直接戦闘の練習に宛がわれる。
フィリップの右手に握られているのはショートソードの模擬剣ではなく、マリーからの貰い物。金属の鞭を四つ、同じ柄から伸ばした奇妙な武器、ウルミだ。本物のそれとは違い、彼女に貰ったこれは刃の無い練習用だが、とはいえ、当たるとかなり痛い。
「──ッ!」
『拍奪』を使って相対位置を誤魔化しつつ、鋭く息を吐きながら本気でウルミを振るうフィリップ。
まだ若干のぎこちなさは残るものの、肩甲骨や腰を使った、全身を鞭の一部に拡張するような動き──マリーの動きを模倣している。
狙う先はステラの首元だ。
人体の急所を狙った攻撃を、フィリップは何の躊躇もなく実行する。
それはステラへの信頼ゆえだと、自分ではそう思っている。根幹にあるのは、眼前の生命への無関心かもしれないけれど。
彼女は信頼に応え、ショートソードの斬撃なんかより数倍は早い鞭の攻撃を容易く弾く。振り抜いたウルミは魔力障壁に当たって、フィリップの手に微かな衝撃を返すだけだ。
「遅い! もっと身体を使うんだ! ずらしも甘いぞ!」
ずどん、と、フィリップの足元に小さな火球が着弾する。足に微かな振動が伝わるほどの威力は、きちんとフィリップに対する警告になっていた。「当たると痛いぞ」と。
相対位置を誤魔化していたはずなのに、なんて驚きには、ずっと前に慣れてしまった。走り続け、攻撃を続ける。
縦振り、横振り、横振り。身体を大きく使って、本命の一撃──!?
「痛ったぁ!?」
何をどうミスしたのか、振ったウルミの先端付近がスナップして、フィリップの太腿に命中した。
今までの練習で何回かやらかした経験ではあるものの、刃が無いとはいえ、鞭はそもそも刃が無くても十分に武器になる。より正確に言えば、拷問器具に。肌を裂き、肉を打つ痛みは屈強な騎士でさえ悶絶するほどだとか。
耐性が付けられないタイプの痛み、という奴らしい。
当然ながら、フィリップは命中箇所を押さえてごろごろと転がる羽目になった。
「大丈夫か? ……もう時間だし、図書館より先に保健室に行こうか」
「そ、そうします……。あ、大丈夫ですよ、一人で行けます」
肩を貸そうとしてくれたステラに笑いかけて、一人で立ち上がるフィリップ。
ウルミが命中した太腿の後ろにはぴりぴりと鋭い痛みが残っているし、何なら今までの事故よりクリーンヒットだったのか、痛みが強い。
足はプルプル震えているし、涙目だし、声にもハリが無い。普通に強がりだった。
「ルキアが先に行って、資料を探してくれてるはずなので、そっちに行ってあげてください」
「……ちょっと歩いてみろ」
ぴょこぴょことウルミの直撃した左足を庇いながら、しかし問題なく歩いて見せたフィリップに満足したのか、ステラは仕方なさそうに頷いた。
「分かった。途中で辛くなったら、手近な人を頼るんだぞ?」
「……はい」
初めて子供をお使いに送り出す親みたい、という感想は、少し失礼な気がして呑み込んだ。
「くぉぉぉぉ……」
フィリップは奇声を上げて痛みを堪えながら、医務室までの廊下を歩く。
命中部を押さえた手に、じんわりと湿気が伝わってくる。それは徐々に水分量を増していて、出血と、手に付着した赤い液体を見ることなく確信させた。
最悪だ。痛い。これまでしたミスの中で一番痛い。
しかしまぁ、肋骨にヒビが入った時よりはマシだし、学校医のステファンはその肋骨だってたちどころに治してくれた。こんな切り傷くらい、なんてことないはず。
「ステファン先生! ……あれ?」
必死に辿り着いた医務室の扉を開け放つも、部屋の中に人影は無かった。
そういえば扉に張り紙があったような気がするぞ、と扉を確認してみると、『講義中 実験棟第3教室』と掲示されていた。
「嘘だろ……勘弁してよ……」
実験棟に行くには、この教室棟を出て中庭を横切るのが最短ルートだ。
最短ルートと言っても中庭はルキアとステラが魔術を撃ち合える程度には広いし、管弦楽部やらオペラ研究会やら絵画部やら、芝生の上で過ごしたい生徒たちでそれなりに混んでいる。半泣きで通りたい道では無かった。
しかし、フィリップが諦めと共にマザーを呼ぶ前に、救いの手が差し伸べられる。
それは背後から投げかけられた、優しくも凛とした声だった。
「……おや、お困りかな? 怪我したのかい? 私で良ければ手当てしようか?」
振り返ったフィリップは少し視線を上げ、声の主を確認する。
そこに立っていたのは、肩ほどに伸ばした金髪を揺らす少年だった。
やや女性的寄りの中性的な、可愛げのある顔立ちながら、青い双眸は確固たる自信と凛々しさに満ちて鋭い。しかし、微笑の形に歪むと、慈愛に満ちた柔和なものに変わる。
女性にしては長身なステラよりまだ頭一つ分は高い身長には、制服のズボンに包まれたすらりと長い脚が大きく貢献している。
「2-Fのレオンハルトだ。ボード先生の弟子でね、治療の腕には期待してくれ給え」
「は、はぁ、どうも……」
顔に似合ってやや高めの通りのよい声に、芝居がかった立ち振る舞い。演劇に出てくる貴公子然とした所作で握手を求められ、フィリップは思わず握手を返す。
「キミは……あぁ、キミが噂のカーター君だね。聞いているよ、前枢機卿の親族だとか?」
「それは根も葉もない噂と言うか、真っ赤な嘘、悲しき勘違いですね」
「うん、キミがそう主張しているという話も聞いているよ。さておき、怪我の手当てをしよう」
レオンハルトに誘導され──まるでダンスのエスコートのような仕草だった──、診察用の椅子に座る。
左太腿の裏側に当たったので、椅子には尻の右半分くらいしか乗っていない。
「さて、患部を見せてくれるかい?」
消毒薬の瓶とガーゼを用意しながら言われて、少し思考する。
今履いているズボンは冬用の厚手生地で、太腿が完全に見えるくらい捲り上げるのが難しい。無理ではないかもしれないけれど、傷口付近が圧迫されて泣くことになるかもしれない。
「はい。……よいしょっと」
ベルトを外し、傷口と擦れないように気を付けつつズボンを脱ぐ。
自分でも命中箇所を見るのは初めてだが、手についた血が示す通り、結構派手に切れて出血していた。
「ここです。……ん? どうしたんですか?」
レオンハルトに視線を向けると、彼は気まずそうな表情を浮かべていた。
普通に黒い無地のパンツなのだけれど、なんか変だろうか。まさか医者の弟子をしていて、傷を見るのが嫌だというわけではないだろうし。
「あぁ、いや……今は恥ずかしくないのかもしれないけれど、異性の前では下着を見せない方がいいよ」
いきなり常識を説かれ、フィリップは少しむっとする。
恥ずかしいとか以前に、それは一般的なマナーの範疇だろう。そのくらいは、未だ二次性徴を迎えていないフィリップにも分かる。或いは、人間的な常識に加えて外神の視座を持つフィリップにも。
「あ、はい。一応、ルキアとか殿下の前で着替えないようにはしていますけど」
「なら……いや、まぁ、いいさ。医者の前で恥じらいを持たない姿勢は、こちらとしても楽でいい」
彼は微かな呆れを滲ませて何やら呟きながら、それでも手際よく処置を終える。
ほんの数十秒程度で太腿の傷は消毒され、ガーゼを当てられ、包帯を巻かれていた。以前にフィリップが衛士にやったような、拙い応急処置とはまるで別物である。
「ありがとうございました」
「どういたしまして。少しでもキミの痛みを取り払えたのなら、この上ない喜びだよ」
キザな人だなぁ、と、フィリップは軽く引く。
握手を交わして立ち去ろうとすると、ちょうど帰ってきたステファンが外から扉を開いた。
「ふぅ、疲れた……。あら、カーター君。こんにちは。今日はどうしたの?」
「あ、こんにちは、ステファン先生。またウルミで怪我したんですけど、レオンハルト先輩が処置してくれました」
背後で道具を片付けている彼を示して言うと、ステファンは「そうだったの」と安堵と納得を見せる。
「ご苦労さま、フレデリカ」
「いえ、私は医学的な処置しかしていませんから。先生が帰ってきたことだし、治療魔術をかけて貰うかい?」
ステラの、そしてフィリップの方針として、ある程度は怪我や痛みに慣れておいた方がいいというものがある。流石に動きに支障が出るレベルなら魔術に頼るところだが──実戦で走れなくなったら、その瞬間に剣を捨てて魔術にシフトするから──このくらいなら、いい“慣らし”になるはずだ。
だから、別に、それはいいのだけれど。
今ちょっと、聞き逃せない会話だったような。
「フレデリカ?」
「ん? 貴女、自己紹介はしていないの?」
フィリップの呟きに、ステファンが首を傾げる。
レオンハルトと名乗り、フレデリカと呼ばれた、彼或いは彼女は、「そうだったかな? では改めて」と芝居がかった所作で腰を折る。
「フレデリカ・フォン・レオンハルトだ。レオンハルト侯爵家長女だよ。よろしく、カーター君」
レオンハルトはフレデリカで、彼は、正しくは彼女だった。
気障で中性的な美少年は、正しくは美少女だった。
どう答えたら失礼では無いだろうか。まさか「女性だったんですか!?」なんて、女性に向かって言えるはずもない。
「…………なるほど」
動揺のあまり、普通に名前を名乗り返すという単純な答えを見失い、十秒近くも言葉を探して、フィリップはなんとかそう絞り出した。
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