第3話
とりあえずホームセンター、百円ショップ、スーパーが合体した大型のお店に寄った2人。
移動中の飲み物、ホテルでのおやつと飲み物、お酒を購入。
「ホームセンターあるからここにお願いしたけど、虫よけとか用意したほうがいいかな?」
「そうね…別に登山するわけでもないし…芝に行くこともないからなくてもいいとは思うけど…とりあえずツッチーは、持っててもいいんでね?」
虫よけスプレーを真剣に見るツチヤ。
それもその筈、彼女は虫に刺されやすい体質なのだ。
「まぁ、刺されるよりマシか。」
そう刺されないほうが全然よい。
話は変わるが、著者も虫刺されで痛い目にあったのでこれを見た方は面倒だからとか刺されにくい体質だからと言って対策を怠らないように気をつけて欲しい。
最悪、完治するのに一か月かかる場合もあるから刺されてしまったらすぐに皮膚科に行くのもお勧めだ。
「そうだね、私もそう思う。」
私にそう…天啓が下りてきたんだ。
そんなをアホな言葉をミナトはぐっと我慢する。
欲しいものがないか改めて確認した2人は、車に乗り込んで進む。
「ここからは、定山渓に着くまで山しかないけど…心残りはないかね?」
「モーマンタイだよ、ミーちゃん。
心残りも車だったらここから定山渓までそんな距離ないでしょ。」
定山渓といっても札幌市内だ、ミナトが驚かすほど遠いわけでは無い。
しかしツチヤもいっていたが車なら問題ないがバスなら気をつけたほうが良く、一回下車すると次のバスの時間までそれなりに間が空く。
なにより、冬場だと遅延するのは当たり前なのでスキーで利用する時は注意だ。
車での移動の2倍はかかると思ってもらってもいいだろう。
山に入る少しまえだと、果樹園などがありジーズンによっては果物狩りも楽しめる。
「果物狩りといえば、余市とか夕張と目に行きがちだけど…札幌も探せば結構あるよね。
てか、札幌を観光してればなんでもできそうだね。」
「果物狩りもできる、キャンプできる、温泉やスパもある、牧場ある、スキーできる、旨いご飯や流行りの物もある…。
あら、なんでもできるじゃない。」
札幌市といっても結構な大きさなのもあるからだろう。
天気によっては見る位なら可能だろうが…できない事といえば海水浴だ。
こう見ると札幌は結構大きいんだなぁ等ど言っているとアッと言う間に定山渓に辿りついた。
今回はここを観光することはないがそれでも通り道には足湯や河童の像や道民なら知っているだろう有名所のホテルが見える。
「次は定山渓で温泉いこうか。」
「いいねぇ。
本格的に疲れをとる時にいこうか。」
何度か行っているが、手軽に自然と温泉を味わえるこの場所はミナト達にとって重宝する場所の一つだ。
因みに、この2人が後に定山渓を周る事になるのだがそれは別のお話になる。
「ここを抜けたら、冗談向きで道の駅に着くまで休めないけどコンビニとか寄らなくて大丈夫かい?」
「一応…寄っていこうかな。」
2人はコンビニ寄って少し休むと次のチェックポイントの中山峠を目指していく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます