第47話お買物デート

【お買物デート】

六本木は……前の変態成金旦那のテリトリーらしいので、まだトラウマ?があるみたいだから、銀座に行くことに。


明日は早くでかけようと2人で言ってはいたんだけど、それでも、やっぱり明日は休みと言う事もあり・・・

ひと汗かいて、2人でお風呂場で。

「やっぱりお風呂も2人で入れる大きさがほしいです」

「・・・うん・・・」

結局2人で一緒にシャワーを浴びて・・・・俺は思わず裕子さんの体を‥‥‥裕子さんも反応して‥‥‥勢いでそのまま・・・‘&%!“#$%&・・・・・・思いっきり汗をかいてしまい・・・深夜~。


2人1つに繫がったまま、よたよた歩きながらベッドへ、続きを・・・朝~

いろんな意味ですっきりした2人は、電車に乗って銀座へ

「2人でデートってやっぱり車の方が雰囲気でませんか?」

「郊外に行くならそうかもしれないけど、都内ならはやっぱり電車が便利よ、疲れたらタクシーで帰ってもいいんだし、こうやって手もつなげるし、だから今のままがいいの♡」

「はい、そうですね」

恋人繋ぎのまま電車に乗って、そのまま2人で歩く、たしかに車だとこうはいかない、都内なら駐車場探しも大変だし運転中は裕子さんとべったりできない。

電車やタクシーではずーっと恋人繋ぎ、何かあれば肩を抱き寄せたり・・・。


お目当ての指輪は何もついていない結婚指輪ではなく、かといってダイヤがゴロっと付いたものでもなく、ずーーっと付けられる、けどちょっと豪華な、そんな指輪。

 裕子さん曰く、『よく言われる五大ジュエラーはイヤらしい、値段がいくらかとかどこのブランドとかそういった話になるのがイヤ、それよりデザインと普段付けてもいいようなもの』とか、五大ジュエラーってなんですか って聞いたら、教えてもらったけど、たしかに聞いたことがある名前が2つくらいあった。

それ以外のブランド?全然知らなくて、正直に言うと、裕子さんは申し訳なさそうに、『そんなの気にしなくていいんだよ』って・・・前の旦那の話になるからなんだろう。


「はい、裕子さんが気に入ったのが1番ですから、昔のことはそんなに気にしないでください。

今の裕子さんが好きなんですから」

そう言って、腕を引き寄せ、おっぱいをチョンと突っついた

「もう、克己君のエッチ♡」

「はい、エッチです、裕子さんが欲しくて欲しくて」

「うん、私も」そう言って、周りキョロキョロ見てから

ほっぺにチュ♡

きっと1年前の俺が、こんな2人を見かけたら、

『なんだ?あのバカップル』とか思っただろうけど、今なら、うんわかる。

『幸せそう、よかったね』って。


2件目に入ったお店は、デンマークのお店らしく変わったデザインの指輪があって、パズルみたいに片面がデコボコした指輪で組み合わせたら1つの指輪になるような面白いものがあった。

細かいダイヤとかブルーサファイヤがいっぱいだったり3連、2連いろいろな組み合わせがあったけど、普段使いを考えて、裕子さんはホワイトGの2連で端に小さいダイヤがちりばめられている指輪が気に入ったみたいで、速攻でそれに決めた。

俺には2連はちょっと太すぎるので、1個だけ、片面がデコボコだけどそれにした・・・2つを並べてみると 大きさは違うけれど、合体したら裕子さんの指輪の片割れと1つになるような形。見る人が見ればあきらかにお揃いだ。

合体、合体・・・・・・・ヘヘヘ、うれしくてうれしくて

サイズを合わせ、名前を入れてもらって来週、取に行くことに、1週間の辛抱か・・・うん。


わくわくしながら、この1週間を乗り越え、今日、指輪を2人で取りに行く。

近くのホテルのカフェ、静かであまり人がいない所、

こっそり見つめ合って指輪交換。

さっそく2人で指輪をはめて・・・また見つめ合ってニッコリ。


うん、誰が見ても2人は恋人・・・・・・いや、婚約者・・・・・・うん夫婦・・・・・・1人でニヤニヤしていると

「克己君、なににやにやしているの?」

「だって、こうしていると誰が見ても夫婦ですよ」

「そうね、夫婦ね♡」

「はい!」

2人うれしくて、色々なお店を見て回って、やっぱり2人は経理と財務、銀座に来たんだから、イト屋が気になって、迷わず入って文房具を漁る。

それから銀座マツ屋の一番上の階に行って変わったデザインの文具や雑貨を見て面白そうな雑貨を買ったりした。



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