青春学園高等部
小幡信一
青春学園高等部1年目
第1話 4月1日(金)家庭教師信一さん
こんにちは烏山千歳です。今年度から晴れての高校生。今日は家でお勉強。家庭教師が来ているんです。名前は作者と同じ小幡信一さん。特に恋愛関係はありません。また、このシナリオは完全なフィクションです。ですので、私に個人的な感情は抱かないで下さい。私の趣味は、ピアノ、格闘技です。ちょっと暴れん坊の女の子。私の自己紹介はこれくらいでいいかな。では、物語スタート。
烏山千歳:信一さん。将来何したいの?
小幡信一:企業を作りたい。
信一さんとはサイトで知り合いました。小幡信一の館のサイトから字明日塾を見つけたのです。メールしたら家庭教師をやってくれることになりました。
小幡信一:千歳ちゃんは?
烏山千歳:私は何も決めてないよ。超やばくない?
小幡信一:まあ、今日から家庭教師をやることになりました。よろしく。
烏山千歳:こちらこそ。
そうなんです。家庭教師は今日からなんです。
小幡信一:まあ、3年間いろいろあるだろうけど、よろしく。
と、こんな感じに信一さんとの3年間が始まります。
信一さんに教えてもらう科目は英語・数学・生物・化学・物理・日本史・現代文です。信一さんは教材選びが得意だそうです。で、解らない時には答えを見るといいというアドバイスをくれました。誰でもできそうなアドバイスです。という突っ込みは置いといて…。
小幡信一:千歳ちゃんは青春学園だね。
烏山千歳:青春学園で青春を学んできます。
小幡信一:泣きたくなった時はいつでも呼んでね。
烏山千歳:私には怖いものなんてありません。
小幡信一:格闘技やってるからね。怖いものはなさそうだね。
烏山千歳:中学生全国大会優勝だもんね。
小幡信一:でも、今度は頭を鍛えなきゃなね。文武両道だよ。
烏山千歳:はーい。
と、信一さんは早速説教。でも、楽しそうな人なんですよ。
小幡信一:で、千歳ちゃんの成績は……。偏差値35。……なかなかやりがいがありそうだ。
烏山千歳:私、勉強苦手なんだよね。信一さんは?
小幡信一:勉強趣味。
烏山千歳:なんか悪趣味。
小幡信一:なんで?
烏山千歳:でも、なんで、信一さんは勉強が好きなの?
小幡信一:この世のすべては学ぶことから始まるんだよ。
烏山千歳:へー。
小幡信一:じゃあ、英語は文法を学びながら単語を学ぼう。その方が早い。
烏山千歳:さすが信一さん。冴えてる。
小幡信一:で、日本史は漫画をとにかく読もう。
烏山千歳:信一さん。私、計算は得意なの知ってる?
そう。勉強の中で計算だけは得意なのです。
小幡信一:計算ができるならいろんなことができるね。今後の人生設計とか。
烏山千歳:なんか難しそう。
小幡信一:お母さんに東大目指せ。と言われているんだけど、どうする?
烏山千歳:東大かあ。面白そうだけど、私にできる?
小幡信一:じゃあ、一緒に勉強していこう。
と、勉強は信一さんに教えてもらえることになりました。今日の報告はここまでかな。みんなも興味があったら信一さんと会ってみたらどう?では、またね。
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