第9話「不都合な真実」
「不都合な真実」の本や映画はなつかしいですね。
経済活動を進めるために常識を変える事があります。
「悪いこと」が「この程度なら悪くないこと」に。
「この程度なら悪くないこと」が「良いこと」に。
「本当は悪いことなのにこの程度なら良いことにしておくことってない?」
「私が一番心苦しいのは食品添加物ね」
「食品は直接健康に関係するから怖いわよね」
「私が知ったのは免疫力の低下や流産の話だったわ」
「空気汚染も水質汚染も○○ppm以下だから大丈夫って言うじゃない?毒でも薄めて飲めば大丈夫だと言ってるようなものよ」
「そうよね」
「産業廃棄物を山間部で埋める処分場も怖いわよ」
「あれって土壌汚染になっているって聞いたわよ」
「年月が経つと地下水が汚染されるのよ」
「そう言えば井戸水の汚染も聞いたことがある」
「山間部の稲作の水質汚染も気がかりよね」
「保険の営業をしていた頃節税の勉強したけどね節税って合法的な脱税だと思ったよ(笑)」
「古い保険なんか『この保険を新しい保険に変えませんか?』って保険金を払いたくない手法って聞いたことがあるよ」
「有名なお茶碗なんか売れないときは値段に丸を一つ付けたら売れたという話も聞いたよ」
「骨董品は安いものは売れないみたいね(笑)」
「値段で物の価値が決まるんだからね」
「芸能人が年収を打ち明ける話があったけどキチンと言わないよね」
「芸能人に限らず普通の人も言わないわよ」
「自分の収入を言わないのはなぜなんだろうね?」
「お金の話をすると『イヤラシイ』って言われるしね」
「お金はイヤラシイものかしら」
「人より収入が少ないと劣等感を感じるし人より収入が多いとねたまれるかもしれないしね」
「収入って頑張った評価だから良いことなのにね」
「お金の要る社会では損得勘定で考えるけどお金のない社会では尊徳感情でものごとを考える」
「損得勘定は罪悪感を感じるよね」
「経済って利益を上げないと成り立たないでしょ?安く買って高く売ることにしっくりいかないよね(笑)」
「環境に良いもの、健康に良いものしか作らない。そしてすべてが無料これなら不都合じゃないよね」
「お金のない社会は罪悪感なんか感じないよ」
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