第18話 SF考察「暗記パン」

どらえもんに出てくる食べると教科書を丸暗記できる便利な道具。これは現実的に可能であるか考察してみた。人間の遺伝子には言語を司る遺伝子があり、人によって日本語、英語、フランス語、中国語と違うらしい。もしこの遺伝をパンの素材である小麦に遺伝できたら、ヒトゲノムより多い小麦の遺伝なら可能であろう。しかし、パンは料理であって小麦を潰したり焼いたりして遺伝細胞が壊れないのか?とパンを食べて胃に吸収され細胞を上書きできるのか?の問題となる。

細胞があり核がありそれを更に拡大すると染色体となり紐解くとDNAとなる。

親から受け継がれる先天性でしか言語は遺伝しないらしいがこれでは言語障害を抱えてる人を治療することはでき無い。

整形の実、とあるドイツの学者がラットの背中に耳を遺伝したとの研究報告がある。つまり、目が大きくなる栄養素を細胞に与えることで、自分にあった整形ができるのではないかと思われる。そのほかにも辞書データーを追加できるDNAメモリなるものがあるともされている。そうなると自我を保存して自分のクローンにインストールすることも可能となる。

最後に暗記パンは作れるのか問題だが、分子生物学がないこの現代では不可能だろう。そしてパンとしてこねてる時点で細胞は壊れる。だから暗記パンは空想上の産物であると、しかしそれを実現しようとするものが居れば、人類は不可能を可能にしてきた種族なんで、きっといつかはとなるだろう

輪廻転生、自分の遺伝子が千年続いたとしてまた性格遺伝子が元の自分に戻ると言う理論、血統を持続的に保ち欲しい能力だけを遺伝していけば理想の自分へと近づくだろう。まあ、それでも満足しないと思うがな

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