第2話
俺の悪い噂はなかなか消えなかった。
もっとも、タチの悪いことをしたとは思ってる。周りのやつらに言わせれば、俺はイケメンの中のイケメン。だから、女はわんさか寄ってきた。遊びたい放題だった。
俺にとっては遊びでも、本気で告白してきたやつがいたから俺はその女を軽い気持ちで
弄んでしまったんだ。
今思えば、遊ぶ前に、軽く振っておけばよかったと思っている。だって、その女ときたら特にかわいくもなければ、性格だって俺の好みではなかったし。スタイルだって、俺が好きなボンキュッボンじゃなかったんだし。
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