友達とプールpart2
その後も運動部二人と綾瀬さんという体力お化け組に連れられて、色んなアトラクションを楽しんだ。
『激流プール』はやばかった。いやマジで(語彙力)。
…………リアルに体力ゲージがあったら間違いなくミリしか残ってない。
「一旦何か食べない?」
「いいねいいね!」
「何があんの?」
「色々」
「それは知ってるわ!」
と言うわけで一回プールから上がって、フードコートに移動する。
「あ、ラーメンあるじゃん!!私あれ食べる〜!」
「じゃあ俺はカレーでも頼んでくるか」
「あ、僕もカレーにしよっかな」
「あっ、たこ焼きだ!私はたこ焼き買ってきますー」
「じゃあ俺天丼頼んでくるわ!」
「俺はいつも通りのハンバーガーでいっかな〜」
と各々食べるものを決め、空いている席に座る。
「なんかいいね、こういうの!!」
「な!青春してるわー俺」
「わかる」
「彼女はいないけどなお前」
「うるせ!」
「と言うか皆さんよく食べますね。この後泳げるんですか?」
「余裕」
「食後とか関係なく運動はいつでもできるでしょ?」
(((バケモンしかいない……)))
運動部の胃袋どうなってんだ。本当に人間か?()
皆んなの食事も終わり、プールに戻る(その途中綾瀬さんはクレープとソフトクリームを買っていた。どっからその空きスペース湧いてくるんだ)
「あ、結構良い時間になっちったな」
「じゃあ最後にウォータースライダーでも乗る?」
「いいね!」
「お、4〜6人用のあるらしいぞ!?」
「ちょうど良いね!それ乗ろうよ!!」
「オッケー!」
「楽しみです…!」
4〜6人用のウォータースライダーは、ボードに乗りながらジェットコースターのような刺激強めのアトラクションを楽しめるらしい。
並んでから15分ほどで俺たちの番になった。
「よっし行くぞ〜!」
「早く早く!」
「急かすな急かすな」
係の方の「流れる際はこれに捕まってくださいね?それでは、お楽しみくださーい!」の合図とともに、ボードがスライダーに押し出され———
「はっや!?」
「待って速くねぇ!?!?」
「これ捕まった方がいいよ」
「先言ってそれ!!」
「いやあの人言ってたやん」
「すごーい!みなっちこれ楽しい!」
「そ、そうだね(速い速い速い!?!?!?)……あれ、茨実さん?」
「…………(白目)」
「茨実さん!?……櫻川?」
「待って、無理………」
「二人○んでるんだけど!!!」
その後も、綾瀬さんと高瀬川はウォータースライダーを楽しみ、俺と裕也はずーーっと絶叫し、櫻川と茨実さんはずっと○んでた。
茨実さんの白目怖すぎた。
「いやー今日は楽しかったね!」
「だな」
「これも俺と委員長のお陰だよな!」
「そうだな。呼んでくれてありがとう」
「うっぷ…こちらこそ、楽しかったよ……」
「まだ○にかけになってる…」
こうして人生史上一番有意義な夏休みの時間が終わった。
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