よるのエイプリルフール
貴方に選ばれた人間は不老不死に近い存在になる。薄い唇の彼女は淡々と言葉を紡ぐ。では不老不死の私の血を吸ったら貴方はどうなるのかしら。首元に艶めかしい吐息を感じて戦慄が走るも口は知らず酷薄な笑みを浮かべて言っていた。試してみるか。時計の針があくる日を迎えたかどうか。二人だけが知る。
(2022.4.1)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます