チピ日記

迷い猫

第1話 恋占い

田舎の中学生の頃からお友・みぃさは美容師で長年の付き合いから、私の好きな髪型とカラーを知り尽くしてくれてる大好きな友達!!(※みぃさは彼氏あり)


そんなみぃさとある日の串揚げ屋さんでお互い2、3杯お酒飲んで多少のほろ酔い気分で【仕事】に【恋愛】に【アニメ、漫画】そんな話ばっかしていた!

流行り病のせいでお店の店仕舞いも早くなっていて、閉店時間と言えど22時くらいで店を出て「どぉしようね?」と言いながら、

チピが「トイレ行きたいわぁ~」

みぃさ「ゲーセンのトイレ借りようぜ」

チピ「行くーーー!!!」

女子トイレがあるのが3Fのプリクラ階で、2つあったので、2人ともトイレ入ったが用足ししてても話は止まらん止まらん。話のとめ方教えてもらってないもんなぁ。。。仕方ないわぁ!

トイレを出てすぐにチピが「これだけ、やらせて!!!」ガチャガチャ型の恋みくじを見つけた!

彼氏いない歴、中途半端すぎておみくじに頼るしかない!

さて結果は、、、チピ「【大吉】やったぁ!えっとー、、、愛は買っても拾っても奪っても、つかめる。。。ラッキーゲーム、、、育成ゲーム。。。ww。何が大吉やねん!!!!!」本当に大吉のおみくじ?(泣)

みぃさ「もぉ、少女漫画レベルの恋愛するしかないよw」

チピ「したいわぁ、出来るもんならw」

みぃさ「私の気に入ってる少女漫画でイケメンホームレス拾う奴あったw」

チピ「それ最高!!!!!って、そんなの現実では無理やぁ」

チピ「イケメンに出会う前に痩せて、きれいになんなきゃ!(華麗なウォーキング)」

みぃさ「wwwいやいや、まって肩張りすぎだろwwチピの綺麗のイメージww」

チピ「えっ?肩ヤバかった?ww、肩フェチ拾えるかもww」

みぃさ「理想の肩に鍛えさせられるかもよ?ww」

みぃさ「現実に拾うなら、イケメンの財産奪うしかない!イケメン見つけて、覆面かぶってボコってから素顔で助け拾うとか?w」

チピ「えっ!?それって1人で全部やるの?手伝ってよ!w怖すぎる女じゃんww」

みぃさ「1人でやって、私はムービー撮っとくww」

チピ「証拠提供友達からってめっっっちゃ悲しいよ!!だったら、学祭でイケメン探しして学校裏に呼び出してボコってから全財産奪って、拾い助ける!!!wwもちろん、財産は返せるように使わないでおく!!(全力の誠意)」

みぃさ「そんな怪しいおばさんについてこないい、若い子狙いすぎだろ!ww」

チピ「でも、痩せてキレイになれば」

みぃさ「てか、拾うしか手段ないのか!!!少女漫画の憧れ強すぎー!!!」

チピ「みぃさでしょ、最初に提案したの!まず少女漫画って夢あえて、現実逃避させて、理想高くさせるだけの悪影響本やぁぁぁああ」

みぃさ「たしかに。年齢重ねれば重ねるほど、現実ではあり得ないって分かってるのに、幼い頃から読んでた影響で洗脳されてるから、頭の片隅で少し求めてしまう。現実ではあり得ないとわかっていても。。。」

チピ「すでに遅い。。。結局、頭の中は欲にまみれたラベンダー畑なんだ。(泣)」

みぃさ「あっ、私の気に入ってるイケメン拾う少女漫画は読んでね!」

チピ「もちろん!拾い方勉強する!!」


こんな話しながら、1時間くらい外で期末を気にせずゲラゲラ笑った。

結婚してないアラサーの妄想力は怖い。

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