Alleluia MOEluia BLuia!~アプリーリス・ウナーストン―史上初の総力戦

PAULA0125

前書き

 第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火があらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。

 第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。


 第三の御使いが、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。この星の名は『苦よもぎ』と言い、水の三分の一が『苦よもぎ』のように苦くなった。水が苦くなったので、その為に多くの人が死んだ。

 第四の御使いが、ラッパを吹き鳴らした。すると太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。



―――ヨハネによる黙示録 八章より

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