1章52 『4月23日』 ②


 水無瀬が教室に入ってきた時の他の生徒の反応を視て、昨日と比べてどれくらいの差があるか。


 それを確認したいという目論見を持って登校をしてきた弥堂だったが、生憎と本日は彼女の方が早く登校してきていたようで、その思惑は外れる。



 そのことに対する逆恨みも兼ねて、指で摘まんだ彼女の鼻をグニグニとしてやった。



「いひゃいいひゃいいひゃいよぉ~」



 情けない声をあげる水無瀬へ眼を戻し、ようやく手を離してやる。



「そんなに強く掴んでないだろ」


「うぅ~……、お鼻摘まむと涙出ちゃわない……?」


「鼻を折られても目線を切らない訓練をしたから問題ない」


「あわわわわ……」



 物騒な台詞にあわあわする彼女を視て、『さて、どうするか』と考える。



 これだけ注目を集めてしまった中で、『周りのヤツらの様子おかしくね?』などという話は出来ない。


 むしろ自分たちが周囲に『こいつらおかしくね?』と注目されてしまっている。



 ここは一度ほとぼりが冷めるまで待つのが無難だが――



 思索を巡らせながら自分の机に雑にバッグを放り投げ、再び水無瀬へ手を伸ばす。



「――へ?」



 呆けたような水無瀬の声を無視して、彼女の両脇に入れた手で小柄な身体をしっかりと掴んで持ち上げる。



 周囲がどよめいた。



 しかし、そのどよめきの声も以前よりは控えめなもので、すぐに弥堂への非難の声も上がらないのはやはり問答無用で水無瀬の側へ味方に付くという感情が生徒たちに無いからだろう。


 そんなことを考えながら、弥堂は席に座り水無瀬を膝の上に乗せた。



 どういったリアクションをとればいいのかわからないと、そんな教室の動揺した空気を無視して荷物を簡単に整理して机の横にバッグを掛ける。



 ふと胸元を見ると、やはり本日も無抵抗な水無瀬さんがぱちぱちと瞬きをした。



「……なんだ?」


「あのね? 今日も甘やかしてくれる日なの?」


「そうだ。毎週月木は甘やかすよう要請されている」


「週二も?」


「週二もだ」


「わ。そうなんだ! そんなに甘えちゃって、いいのかなぁ?」


「気にするな。それより、なにか言いたいことがあるんじゃなかったのか?」



 弥堂から問われると、アナログ回線の水瀬さんは「あ、そうだった!」と思い出す。



 そして、お膝に乗ったことで近くなった彼のお耳へ顔を寄せこしょこしょと囁く。



「……弥堂くん、おケガは大丈夫なの?」


「なんだ、そんなことか」



『なんか毎日こいつにケガの心配をされているな』と弥堂は自嘲する。



「そんなことじゃないよぅ。ひどい傷だったから、私すっごく心配で……。本当に帰っちゃってよかったのかなって。やっぱりオマワリさんに謝って病院行った方がよかったんじゃないかって……」


「問題ない」



 本当に心の底からの心配の眼差しを向けられるが、弥堂はあくまで適当に答える。それよりも別に気にかかったことがあった。



「お前、随分浮かない顔して座ってたが、もしかしてそんなこと気にしてたのか?」



 弥堂が想像していた理由とは違っていたので呆れたような眼を向けると、彼女からはまた「そんなことじゃないよぅ」と同じ答えが返ってきた。



「だって本当に死んじゃうんじゃないかって……。あんなにすごいケガ、私見たことなかったから慌てちゃって……。あれ? そういえばなんで――」


「――お前は他人より自分の心配をするべきなんじゃないか?」


「――え? 私はケガしてないよ? えへへ、心配してくれてありがとう」


「そっちじゃない。お前は今ゴミクズよりももっと困難な問題に直面しているんじゃないか?」


「え……? あっ……」



 会話をコントロールして水無瀬自身へ矢印を向けさせると彼女は何かに思い至ったようで、表情を途端に曇らせる。



 弥堂はその様子に内心安堵した。



 彼女ならもしかしたら本当に気が付いていない可能性もあるのではと危惧していたが、どうやらそこまでの無神経ではないようだ。



「……あの、私……」


「周りの連中がおかしい。そうだろ?」


「え? び、弥堂くんもそう思う⁉」


「うるさい。耳元で大きな声を出すな」


「あっ……、ゴ、ゴメンね……」



 やや興奮気味に同意を求める彼女を冷たく窘める。


 俯かせていた顔を上げた水無瀬の顔には僅かな期待がこめられていた。



「もしかしたらお前がポンコツすぎて気付いてないのではと思っていたから、安心したぞ」


「えっと、ごめんね……? その、やっぱりみんなちょっと変わっちゃったよね……?」


「はっきり『変だ』『おかしい』と言ったらどうだ」


「そ、そんなこと言っちゃダメだよぅ」



『まぁ、こいつならそう思うんだろうな』と、弥堂は適当に納得をする。


 周囲からの奇異の目に晒されつつもそれを無視し、胸元の水無瀬との密談を続けた。



「お前は現状をどう捉えている?」


「……なんか、最初は『あれっ?』って思っただけだったんだけど、少ししたら『やっぱりみんなにちょっと距離を置かれてる?』って思って……」


「希咲のこともあるのに、それ自体がおかしいとは思わないのか?」


「うん……、せっかくななみちゃんがみんなが仲良くしてくれるようにしてくれたのに、それなのに私……なんか嫌われちゃうようなことしちゃったのかなって……」


(希咲が手を回していたことには気付いてたのか、意外だな。だがそれよりも、こいつなんか考え方おかしくねえか?)



 独白を続ける彼女の顔の横で弥堂は不可解だと眉を寄せる。


 それは無理のないことだ。



「……私いっぱい考えたんだけど、みんなの嫌がることしちゃった覚えがなくって……。でも、それだと無意識に嫌われることしちゃってるってことだから……。謝らなきゃって思ったけど、でも……、みんな怒ってるわけじゃないし、誰に何を謝らなきゃいけないのかもわかんなくって……。どうしたらいいかわかんなくって……」


「……自分が悪くないとは考えなかったのか? むしろ悪いのは周囲だと」



 徐々に震えていっている彼女の声に、つい思ったことを言ってしまってから弥堂は「しまった」と危機感を覚えた。



「そんなわけないよ……っ! だって私、誰にもイジワルされてないし、無視されてるわけでもないし……。私がどんくさいからやっぱり迷惑だったのかなって……! わかんないけど、たぶん私が悪いの……! わかんないから、どうしていいかわかんないけど……、でもどんどん変になっちゃってるし……。このままじゃななみちゃんまでみんなと気まずくなっちゃうかもしれない……っ! うっ、うぇぇぇ……っ」


「待て。落ち着け」



 これまで弱音のようなもの――どころか、周囲のことに気づいた素振りすら見せなかった彼女は堰を切ったように心の裡を零す。


 一人でずっと抱えていたのだろう。


 弥堂にストレートに聞かれたことが切っ掛けとなってしまい、溜め込んだ不安をここで一気に吐き出し始めてしまった。表に出さなかったけで相当に追い詰められていたのだろう。



 ここで弥堂は自分が思い違いをしていたことに気が付く。



 昨日の朝も、そして今日の朝も。



 気落ちしたように視えた彼女は、自身とクラスメイトのことを案じていたのだと思ったら、彼女から出てきた言葉は弥堂の身を案じるものだった。


 そのことで、他人のことばかりで、随分と自分のことには鈍感なのだなと弥堂は彼女を見下したが、実際はそうではなかった。



 優先順位が違っただけだ。



 複数のことを同時に器用に考えられない彼女は真っ先に他人のことを慮る。そして文字通りに自分のことは二の次なのだ。決して自分を蔑ろにしているわけではない。



 そのことに思い至り弥堂は、彼女は少し自分と似ていて、そしてまるで違うと――そう考えた。



 自分自身のことを第一優先する事柄の下に順位付けられる。


 自分を後回しにして他人のことを考える水無瀬と、自分の生命を捨てでも目的を達しようとする弥堂。


 その点だけは似ているかもしれないと思いつき、しかしすぐにその次に決定的なまでに違うと考えた。



 水無瀬は他人を救ったあとに、その次に自分も救われようとする、救われたいと考えることが出来る。



 弥堂は他人を殺すことを第一に考え、その後に自分は生き残ろうとは考えない。



 事を為した後できちんと生きるつもりの水無瀬と、目的を達する前に自分が死んだとしてもその後のことは知ったことではないと考える弥堂。



 これらはまるで違う。むしろ真逆だと言ってもいいかもしれない。



 何故一瞬でも『似ている』などと考えてしまったのかと、思考を巡らせたいところではあったが、現状はそんな悠長に考え事をしていられる状況ではないと、弥堂は焦りを浮かべる。



 彼女の目にじわっと大粒の涙が浮かんだからだ。



 女が泣いたら自分が悪い。


 昔の女にそう仕込まれている弥堂ではあったが、『マズイ』と思ったのはそれだけが理由ではない。




 水無瀬から話を聞きだす為には周囲の注目が薄れてからの方が無難だと考え、そしてそれとは真逆の行動を選択した。


 むしろ周囲を大いに動揺させることで、先程の早乙女と日下部さんの会話のように、水無瀬との出来事を思い出さなくなることで起こる矛盾に、どういった辻褄合わせをしているのか。


 誰かしらがその“ボロ”を出さないかと、そういった目論見があった。



 だが、水無瀬を泣かせるのはマズイ。



 これまでの関係性が薄れているせいで無条件に彼女の味方をする者はいなくなっているが、それとは関係なしに泣いている女生徒を膝に乗せていては、弥堂が無条件に指導室送りになってしまう。


 もうすぐHR開始の時刻となるので担任教師もここへやってくる。


 どうにかそれまでに彼女を泣き止ませる必要がある。



「希咲には相談していないのか?」



 苦し紛れに出した言葉はそれで、その背景には希咲の責任にしてしまおうという浅はかな思いがある。


 そんなことをして水無瀬が泣き止むはずがないのは考えずともわかることだが、生憎彼は女を泣かせる方の専門家なので、そんなことすらわからない。



 水無瀬はフルフルと首を横に振る。



「……言ってないの。だって、ななみちゃん旅行中だし、楽しんでる時にそんなこと言ったら迷惑だし……。それにせっかくななみちゃんが私のためにしてくれたのに、こんなんじゃガッカリさせちゃうって……」



 ひっく、ぅくっ――としゃくりあげるような声が多く混ざっていく。どうやら逆効果だったようだ。



(使えねえなあいつ……っ!)



 心中でそんな八つ当たりの文句をここにはいないギャル女へ向けると、始業を告げる時計塔の鐘が鳴る。


 昨日破壊したはずの“それ”の大音量に弥堂は舌を打った。



 担任の木ノ下はこの鐘が鳴り終わると教室に入ってくる。もう扉の外で待機しているはずだ。



(かくなる上は――)



 弥堂は腕に力をこめ、今にも泣きだしそうな水無瀬をもっと近く、胸元へ引き寄せた。



「――ふぇ?」



 驚きの声をあげる彼女に何も言わせないようにその小さな身体を腕で強く抱きしめ、手でその頭も抱く。



 その行動に驚いたのは周囲の生徒さんたちだ。


 喧しい鐘の音で上塗りされてどよめきが聴こえることはないが、その大きな動揺は空気で伝わってきた。



 周りの者たちほどではないが、さすがの水無瀬さんもこの行動には驚いたようで思わず嗚咽が止まった。


 まんまるな目を開いてキョトンとしている。



 泣いてるガキはとりあえず抱き上げて撫でておけばいいと、以前にエルフィーネの手伝いで孤児院の子供の世話をしていた時にそう学び、今回もそのつもりでこうしたのだが、『まぁ、結果的に泣き止めばなんでもいいか』と一定の成果を認めた。


 だが、すぐに『しまった』と危機感を募らせることになる。


 一つの記憶が想起された。



 思い起こされたのは先週の希咲 七海との出来事だ。



『女の子に勝手に触るな』などと、そんなようなことをしつこく喚かれた件だ。


 そして実際に彼女はちょっと乳や尻を触っただけのことでピーピーギャーギャーと大騒ぎしていた。



 見た目や言動が子供っぽいから自然と水無瀬を、孤児院の小さな子供たちと同じように扱ってしまったが、よく考えれば彼女はもう高校生だ。


 さらに、あの大袈裟で煩く粘着質なバカ女とつるんでいることが多いので、似たような価値観を持っている可能性が高い。



 まさかあのクソギャルと同じような勢いで騒ぎ出すのではと――


 そんなことを危惧して、弥堂は膝に乗せた水無瀬の顏を観察するようにジッと視る。



 すると彼女もまだ少し濡れた目で弥堂のことをじっと見つめてきた。



 しかし、それも僅かな間。



 水無瀬は瞳をうるるっと揺らすと、赤くなった目元を押し付けるように弥堂の胸元に顔を埋めた。



「……おい、水無瀬」



『何をしている』『離れろ』


 そんな意味を込めて呼んだ彼女の名前だったが、大音量の鐘のせいで聴こえなかったのかもしれない。


 逆に、彼女なりにではあるが、ギュッと力をこめて弥堂の服を掴んでより身体をくっつけてくる。



「…………」



 そんな彼女へ尚も何かを言おうと口を開きかけるが、彼女の肩の震えを視て感じて、言葉を止める。



(そういえば、高校生は子供だったな)



 自分の起こした行動が、彼女に『慰められている』と勘違いをさせたのだろう。



 まるで、道で転んだ子供が親に抱きあげられて、しがみつきながら泣いているようだと感じられて、自分が情けなく思った。



 弥堂としては泣き止ませようとしただけで、慰めたつもりは全くなかったのだが、子供相手にそんなことを説明した所で詮無きことだ。



 泣いている子供は抱き上げて撫でればいいと、そんな風に考えて事を始めたのは自分の方だ。


 ならば、これは自分のミスで、仕方のないことだと、弥堂は受け入れることにした。



 諦めて思考を手離すと、昔にそうしていた時の癖で水無瀬の背に触れる手が勝手に動く。



 指先だけでトン、トン――と、彼女の背を叩く。


 その動きは自然と彼女の心臓の拍動と合わさっていく。



 指先から伝わる感触で彼女のリズムを聴いていると、水無瀬の身体から力が抜け、弥堂が受け持つ重みが増した。



『こいつ、まさか――』と彼女の顔を覗き込もうとすると、そのタイミングで鐘の音が鳴りやみ、同時に教室の戸が開かれる。



「みなさん、おはようございま――えっ……⁉」



 教室に入るなりギョッと目を剥いたのは、2年B組の担任である木ノ下 遥香だ。



「び、弥堂君……。その、どういうつもりですか……?」


「――静かに」



 恐る恐る問いかける担任の言葉には答えず、弥堂は彼女を注意した。



「せ、先生もそうしたいのはやまやまなんですが……、でも――」


「――子供が眠っています。悪いが今朝のHRは静かに行ってくれ」


「こ、こども……? えぇ……?」



 困惑する担任教師には眼もくれず、弥堂は胸元の水無瀬の顏をジトっと視た。



 弥堂の身体で泣き顔を隠して嗚咽を堪えていると思っていた水無瀬さんは、泣き始めた傍から即行でおねむになってしまったようだ。


 泣き疲れるという程は泣いていない。おそらく昨夜の“夜更かし”が祟ってのことだろう。



『――にしても早すぎだろ』と弥堂は嘆息して天井を見た。



「えーと……、弥堂君……?」



 対応に困った担任教師の言葉を聞き流す。


 弥堂自身にもどうにもできないので、返す答えが何もないからだ。



「遥香ちゃん、もういいだろ」


「おぉ、正直オレらもどうリアクションしていいかわかんねえんだ……」



 すると意外なところから助け船が出る。


 彼ら自身にそんなつもりはないが、木ノ下を宥めたのは鮫島くんと須藤くんだ。



「いちいち付き合ってたら身がもたねえって。真面目に付き合ってたら頭おかしくなるぜ?」


「そうそう。見ろよ、この小鳥遊の顏。完全に脳がバグって白目剥いてんだろ? こうなんねえようにボチボチやってこうぜ?」



 後ろの座席で呆ける小鳥遊くんを指差しながらの彼らの提案に一瞬魅力的なものを感じてしまうが、木ノ下はブンブンっと首を横に振った。



「いいえ。弥堂君だけならともかく、他の子も関わっていることですし……。弥堂君、いったいなにを――」


「甘やかしているんだ。見ればわかるだろ」


「あ、あまやかすって……」


「答えるのは二度目だぞ。こないだも言っただろ」


「え……? 二度目……? あれ? 先生、同じこと聞いたことありましたっけ……?」


「覚えてないのか? そうやって色々と質問をして面倒をかける割に、お前は生徒の話など全く聞いていないんだな。本当は俺たちのことなんてどうでもいいんだろ? お前の教師としての程度が知れる。その程度のふわついた気持ちで仕事をしているのなら俺に話しかけるな。俺はプロフェッショナルしか相手にしない」


「ひぐっ――⁉ そんな……っ、せんせいそんなつもりじゃ……っ、そこまで言わなくたって……っ!」



 鮫島君や須藤君が心配したとおり、若い担任教師は口先だけで他人を非難するクズに秒でヘコまされ泣きが入ってしまった。



「あ~あ……、ほら、言わんこっちゃない……」


「まぁまぁ、今日はやめとこうぜ遥香ちゃん。次また頑張ろうぜ。な?」



 教壇の上で「ひぐっ、ぅぐっ」としゃくりあげる教師を二人の不良が慰めていると、そこへ学級委員長の野崎さんがやってくる。



「先生。今朝の出席は私がやっておきますから。あっちに座って休んでてください。ね?」


「の、野崎さん。でも……」


「大丈夫ですよ。先生はいつも頑張ってるから疲れてるだけです。私に任せてください。弥堂くんもいいかな?」


「あぁ。構わない」



 プロフェッショナルな学級委員に説得され教師は脇に除けて、問題児も黙る。



「それじゃ、水無瀬さんも寝ちゃってるし、今日は号令はなしにして出席始めるね――」



 パーフェクトに場を取り仕切ってこの場を収められた。



 弥堂もそれ以上は教師を追撃する理由はないのでまた天井へと眼を向けて沈黙し、野崎さんによって自分の名が呼ばれた時と、水無瀬の名が呼ばれた時の代返で、あと二回だけ声を発した。

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