第16話 知らなかった

 知らなかったんですよ。私が住む所、旧陸軍の駐屯所があることを。

 ちゃんと調べていなかったという所もありますが、よくよく思い出せば戦時中に空襲を受けた中規模な市なので、あってもおかしくないのです。

 買い物複合エリアに駐車して、先に近くのパン屋に行こうと歩いていたわけです。そして、レトロな赤レンガの門の跡地を通りすぎ、信号待ちをしていると、日本陸軍歩兵第○○連隊駐屯所のプレートが目に入ったわけです。

 近くに説明もありましたので、読んでみると二度も全滅した部隊のようです。悲運、不運と書かれておりました。私の祖父母は戦争経験者なのですが、そんな話は聞いたことがないんですよね。私が生まれる前には祖父は亡くなっておりますし、実はシベリア抑留の生き残りだったので、その印象が強いらしく、その話しか聞いていない気がするのです。祖母も我慢強い人であまり語らない人なので、戦争の話はしなかったんですよねー。今、思えば聞いておけばよかったなと思います。

 いきなり、こんな話をしてすみません。普段の生活がある場所でも確かに戦争があったんだな、と改めて思った、というわけです。


 さてはて、最近の話がもうひとつありまして。

 私、天才的に携帯を壊す才能がありまして高かろうと安かろうと2年程で携帯をダメにします。画面を割ったり、水没させたり、携帯自体が壊れたり、画面がタップを認証しなくなったり。なので、そこそこ安い携帯で保証サービスを必ずつけます。

 今回は画面が五分程度で公式?キャラクターと同じ色のショッキングピンク色になり、強制再起動を繰り返す症状を繰り出してきました。もともとキャパが小さいことは知っていましたが、一瞬でピンクになりましたね。電話もできない状態におちいったので、すぐに携帯ショップで電話を借りて新しい危機を郵送してもらう形にしました。

 二年ごとですからね、新しい携帯の設定もお手のものです。なのですが、なぜかツイッターを使えない状態になりました。サイトにアクセスさせてもらえないんですよねー。困ったものだ。ツイッターがないと落ち着かない!とまではならないので、いいんですけど。なんででしょうねぇ。ゆっくり調べようと思います。


 また、話を転がしまして、やっとこさ作品整理をしました。『紅に染む』の改稿も携帯電話の故障に負けず進めております。

 今は秋人がフィンの所に通っている最中です。正直にいいますと、途中でわけがわからなくなって投げ出すこともあります。

 だって、フィンの言葉回しが難しいんですよ。彼が説明すると、分かりやすいとフィーリングの間をするする抜けていくのです。困ったやつです。秋人があまり考えを受け入れたくないという地の文のせいもあるのでしょうが。

 フィンのネタの回収があまりにも疎かだったので「幕間|異能狂い」として新しく書き加える予定なのですが、まだ20字しか書けていません。ちょっとここで、足踏みしそうです。でも、書いたら断然わかりやすくなるとは予想してます。

 観音男爵も早く書いてしまいたいし、体力と気力があればなぁと思う日々です。


 ではまた。



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