第2話 つれづれこげつ あるいは とぜんこげつ
今回、一番長い話のタイトルになりました。たぶん。
タイトルの話をしましょう。前回のゆめうつつ日記はもちろん、夢現から。夢か現実かあやふやな、みたいな意味だった気がします。
そしてそして、今回の『徒然』は『つれづれ』『とぜん』と読みます。前者は思いのままに、後者は手持ち無沙汰。
『こげつ』は『孤月』『湖月』と書けます。前者は空に浮かぶ孤独な月、後者は湖の水面にうつる月ですね。
今回は言葉で遊んでみました、いかがでしょう。
KACも遊びましたよ~笑
『こいのない話』は『恋』と『故意』にかけて。恋は始まっていませんし、両者との会話はわざとではないので故意もありません。
『こたえのない話』は『答』と『応え』にかけて。問いに対しての答はきちんとされてもいませんし、応じているわけでもありません。
『はなのない話』は『花』と『華』にかけて。花見に行く話ではありますが、桜はでてきませんし、色恋沙汰のような華やかな話でもありませんでした。
他は無理矢理こじつけのないないシリーズ。あおり文もない、ありません、しません等々、必ず一度は否定してます。小さなこだわり、大好きです笑
そうそう、同題異話も、問えば響く答も、今年度分は完走しました! お疲れ様、自分。
同題異話は追える所まで頑張ってみようかなという気持ちにはなりました。しかし、後二年は続けてもらわないとキリがよくないのですが、そんなに続きますかね、この企画。大好きなんだけど、どうだろう。
深く考えずに十二月の人たちを書いているのですが、何だか青春の香りがするのは私だけの気のせいでしょうか。私が一番どこに転がるかわかっていない気もします笑
問えば響く答の方の骨董店、どうしても完成度を求めてしまうので、前回と今回はすんごい有り様で放置されています。コテ入れする気、満々なのですが、なかなかできていません。
ひと月ではなかなか書けませんね……新しい人物考えて、骨董品の下調べして、時代背景下調べして……日本の知識はある程度蓄積があるのですが、ヨーロッパの知識は浅いんですよねぇ。いつもこの時代の慣習とか小道具にすっ転んでます。そりゃ、いちいち調べてたらひと月では書けませんって。調べるものが楽しすぎて脱線とかよくしているのも原因ですが笑
こちらも書けるところまで書きたいなという気持ちにはなっています。店主の謎ぐらいは書き切りたいなぁ、と。企画という力を借りて書きたいですねぇ、頑張ります。
長編、長編は……空に走るか金糸雀と詐欺師のどちらか書くかなぁという気持ちには傾いて、うううううううんんんんんとサボりたい気持ちがしぶといです。書きたくない病によくなります。なおせるものじゃないけど、頭が回ってすらすら書けたらなぁとは思います。
かしこくならないかな、私の頭。
今日はここら辺りで。
ではまた。
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