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  • 後編への応援コメント

    コメント失礼します。前編の引きで、さあ後編どうなる?! というくらいの勢いで後編を読ませていただきました。スラップスティックな展開を予想したのですが、社会派SF? とタグにあるように、いい意味で予想を裏切られました。なるほど現実でも「情報戦」という言葉があるように、コミカルな物語に仕立てているけれど、その分、とても風刺が効いているように感じました。とてもおもしろかったです。

    作者からの返信

    コメント並びにレビユー、ありがとうございます。
    と同時に、ひどく恐縮してもいます。実はこの作品は、十数年ぶりに執筆を再開しての事実上の第一作で、アップするまでにさんざんなリライトの嵐だったのです。というか、当時は他にも三つぐらい書いていて、全部完成までいきつかなくて、なんとかのこのネタだけ「もうとにかくここでエンドにしないと、全っ然前に進めないっ」と、グダグダなのを承知で強引に発表したという体たらくでありました。
    いわば、私の復帰前スランプの記念碑みたいな作品で、いろいろ不細工なのは分かってるけれど、この頃自分はこれだけひどかったという記憶のためにあえて晒しているわけでして 笑。

    一方で、あまりきれいに終わってないけれど、そう悪くないよね? という感触も確かに持ってまして、今回はその点を前向きに読んでいただいたものと受け止めています。もっとも、現在のようにネットの煽り役が結構目立つ形で取り上げられる時代にあっては、はっきり古いネタになってしまっているんだろうな、とも。ネタ帳のかなり昔のやつから引っ張ってきた話でしたしね。十五年ぐらい前だったら、「クレーマーなんてほんとにいるの?」というおとぼけもある程度説得力があったように思うんですけれどね。

    今ならもう少しドラマの形を整えたストーリーにもできそうに思うのですけれど、たぶん話の構造がいちから変わってしまうと思いますので、この作品はこのまま晒し続けようかと。不憫な短編ですが、面白く読んでいただけたのでしたら嬉しいです。丁寧なコメント、感謝します。