90.甘ったれんな

11月9日(水)


ここ最近、なるべく元気に振る舞うようにしていました。ポジティブに捉えられるように「頑張ろう」「まだやれる」って鼓舞していました。大丈夫なんとかなるって言い聞かせて眠る日々。


でも、やっぱりプレッシャーに押し負けてしまいます。社会人ってどうしてこんなに苦しいのだろう。新しい環境にどうしてこんなにも馴染めないのだろう。


仕事が嫌いとかじゃないんですが、空気感とか自分の使えなさとかに振り回されて、正直かなり疲れています。休日ゆっくりしなきゃと思いつつも、1人の時間を作ってしまうとどうしても月曜日からの仕事のことを考えてしまって、有り得ないくらいの量の予定を詰め込んでいます。それに比例してどんどん減る所持金。貯金がやっとのことで出来ているので、なんとか余裕を保とうとしてる。


疲弊する程の予定を詰め込んで、どれだけの現実逃避が出来るかを考える毎日。なるべく考えないように、笑えるように。新卒社会人ってきっとこんなもんだ!学生生活楽しんだんだから数年は頑張れよ!甘ったれんな!って思いますよね、わかってます。


そうとは言え、なんです。いつもふと始まる思考は「社会人になりきれない自分の使えなさについて」です。


このくらいのことなんて、今までも沢山あったはずです。昔のほうが余っ程強くてへこたれない、そんな心を持ち合わせていたはずです。歳を取ればとるほど、いろんな重圧に耐えられなくなってきている。心の余裕が無くなって狭くなっていく。自分の理想とはどんどんかけ離れたものになっていく。


友達も大事な人も、推しもゲームも。冷たい言い方をすると、自分を励ましてくれる1つの要素でしかない。根本の解決ができるのは精一杯頑張れる自分1人だけ。


そんな自分がこんなにメソメソしてて、この先やっていけんのかよ。こんなんでどうするんだよ。甘ったれてんな、泣いてんじゃないよ。

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