56.私の悪い「クセ」
8月19日(金)
私には悪いクセがあるというのを、母と話している時に気が付きました。
最近、髪を短く切りました。1番長かった頃と比べるともう40cmとかそのくらいの差です。ただ、小学生の頃に1回だけ短く切ったのですが、あまりにも「こけし」すぎてトラウマみたいになってました。
ただ、お金もないし、頻繁に美容院にも行けるわけはなく、長い髪のままでいました。今考えたら自分の身なりに全然お金掛けてないなって思います。いやまぁ、服はバイトして頑張ってたけどね。未だに化粧品とかコスメとかに高いお金出せない。親に金食い虫!って判定された私は「我慢」することしか考えてなかったので。
さてさて、そして先日母に、次染めたい髪色を聞かれました。なので、迷ってるけどやっぱりインナーカラー入れたいなって言ったんです。人生でやった事ないから、ブリーチとかして、シルバーとか金とか入れるの憧れるよね、と私は答えました。
さて、問題です。母はなんて言ったでしょう。
「へぇ…なんか街中でそういう人見ると、頭悪そうって思っちゃう。ママはね。」
この前買った割といい値段する美容液がケースの中でこぼれてしまって落ち込んでいた時は、こう言われました。
「どうせ葉訓が、ちゃんと蓋を閉めていなかったんでしょ。自分が悪いんじゃん。」
そうだ、彼女は否定から入るタイプの人間だった。
毎度モヤモヤしてしまう気持ちはやっぱりこれだ。今まで気付かないふりをしていた。自分の意見を受け入れてもらえるという、ワンクッションが無いんだ。そして思い出したんです。
「葉訓っていつもなんか、どうせ、とか、だってとか否定から入るよね。」
これはだいぶ前に、ふと親友から言われた言葉です。その時はただカチンっと来ただけで、深く考えてなかったんですが、今ならわかる。
私も「まず否定するタイプ」の人なんだって。これって重大事件ですよ。母のようにはならないってずっと思っていたのに、私もそうなっているんですから。
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