38.「女性」という不快感
6月24日(金)
実はこう感じてる人って割といるんじゃないかな?と思うのですが、「女性」である自分に嫌気が指す時ってありませんか?
(男性の方達置いていっちゃうね、ごめん。)
ガールズトークとか少女漫画とかそういうのは本当に好きです。ショッピングもオシャレをするのも、ネイルをするのも、カフェ巡りをするのも。いつでもそれを楽しんでいるのは、女性脳で心も女性なそんな私です。
ただふとした時に「男性」というのに憧れを強く持ちます。それはいつも自分を「女性」だと深く自覚した時に感じるものです。あ、ちょっとお下の話になるので、嫌な方は閉じてください。
例えばですが、ある男性がいてその人とお付き合いしたとします。まぁ、やりますよね、あれ。恋愛のゴールとも言える行為です。その時に、最大の不快さを感じるのです。女側であるという事実。可愛らしくて女性らしい声や動作で、毛がない肌が綺麗な女性でないといけない。毎度それに、気を使って。
そんな「女性」でいないといけない自分が不快でしかない。相手がそれを望んでいる事が分かってしまうと、余計に苦しくなってしまう。私は女性でないといけないんだ、可愛くなれるように頑張らなくてはいけないんだ。
勘違いしないで欲しいのは、決して甘えたくないとかではないんですよ。むしろ、沢山甘えたい。でも、自分が最終的に「受け取る」側になってしまうのが不快で仕方ないのです。
女性の体特有の曲線を微妙に持ち合わせた、やけに広い肩幅と、筋肉質な自分の脚。毎度耐えなければいけない痛み。
女性なんだから!と労わられる時も、あなたは可愛いよ!と褒めてもらえる時も、なんで「女性」として扱われてるんだろう?と思ってしまうときがあります。
じゃあ恋愛対象は女性なの?と聞かれると、それはそれで違うのがまた不思議。そもそももう、恋愛から疎遠すぎてどうだったかも忘れちゃったんですけどね。仮に私を好きになってくれる女性がいたら、きっと真剣に考えると思います。
スカートよりもパンツが似合う女性でありたい。ロングヘアよりもショートが似合う女性になりたい。可愛いよりもかっこいい、面白い人と言われるような人なりたい。そんな思いが年々増しています。
もしまた、人間に生まれ変わることになるなら。是非とも「男性」として産まれたい。それか「女性」であることを最大限に楽しめて、フルパワーで使いこなせる人になってみたい。
どうもこの性を操るのには、向いていないようです。
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