第18話 中国!?2
行ってきます。
あの店に!!!!!。
わたし、ウザがられたくないので、だいぶ我慢を重ねました。
1ヶ月経ちました。
R4年7月。
早いって、言われたくないので、GAMANかさねました。
行ってきます。あなたのところに。
1月ぶりです。
お店のドアを、押し開けます。
珍しく賑やかな店内。
お店に入ると、一人客が、4名来店。
テーブル席に座ってます。
私5 人目のようです。
案内された席は、ちょうどテーブル席の真ん中の位置でした。
どうも全ての方が常連さんのようで、およそ70cm正方形のテーブルにボトルが並んでます。
私は、飲み放題歌い放題で、5000円。
ハウスボトルは、焼酎にしました。
(こういうお店は、ハウスボトルが、焼酎かウイスキーを選べるお店が大半です。極稀にブランデーがあるお店も。)
席に着くと、出来上がった、ままさんが接客に付きました。
ちょっと、くせ者です。
着いたら、だいたいのお店は、おしぼり、灰皿、飲み物を用意してくれます。
くせ者のままさんは、付いた早々に、隣の接客していた女のコに、準備を全てお願いしました。
あまり、飲み屋で、聞いたことがない展開です。
あげく、「おにいさん、肩貸して」
いきなり、眠りだします。
俺は、友達か?
右隣の女のコが、お酒作りにきました。彼女です。相変わらずカワイイな。
無言で、お酒を作り「どうぞ」
「ありがとうございます。」声をかけましたが、スルーされ、隣の席に戻ります。右隣の席を見るとガタイの良い身なりの良いおじさん、同世代かちょい上かな?
テーブルの上には、あまり見かけたことのないボトルが7、8本中国漢字表記だったため読めず、なんの酒だかわからない。
この手のお店は、どんなに安くても、ボトル1本5000円程度はします。(金持ってんなぁ〜、羨ましい。)
その常連さんが、立上り真ん中で、「これからカラオケ大会始めるところだったんですよ。参加されますか?」
突然聞かれました。
かなり、飲み歩いてますが、こんなことは、初体験です。
「了解です。歌いますよ。」
答える俺。
「じゃ、私から向かって右から順番にしましょう。」
一番左の常連さん、メガネ短髪色白で身なりがよい。こっちも若いけど社長さんか?
「俺ね、わかった俺からね」
すぐに電もくを用意し、歌を選び始めます。
左隣の常連さんは、会社員ぽいけど、テーブルの上見ると稼いでそうです。
焼酎1本とウイスキーが2本、ボトル入ってます。
「宜しくお願いします。」声かけられました。
「初めまして、よくいらっしゃるんですか。」
「はい、月1回の散財です。」
「楽しみがないと、ダメですね。」
お〜、いい人っぽい。
「今日は、常連さんばかりなんですね。」
「ええ〜、珍しいんですよ。」
「こんなに常連ばかりのこと、中々ないんですよ。」
常連さんでも、中々ないタイミングに遭遇してしまったようです。
お目当ての彼女は、どうやら左隣の常連さんが御指名しているようで、あのお金の使いっぷりだと、お店でも特別扱いな常連さんのようです。
こりゃ、今日しゃべってみたいなと、このお店に来ましたが、どうやら難しいようです。
しょうがない、じゃ、変わりに歌ってストレス発散と行きますか!!
1番目、BOOWY「季節は君だけを変える」
2番目、GACKT(すいません、楽曲全然わからず、曲名は出ていたのですが、覚えられませんでした。)
3番目、俺、ユニコーン「Maybe Blue」
歌い初める俺、皆さんに習い、立ち上がって、常連さんと向かい合う位置に向かいます。
曲が流れはじめます。
「いい曲入れるね。いいよ」
一番左の方[初めに歌ったお客さん]から、お褒めの言葉をいただきます。
(なんか、すいません。もしかして、次の順番で入れる予定だったのかな?)
とりあえず、歌います。
「いいね!!!」
何故か、右隣の常連サンからも、お褒めの言葉が…………
何なん、やけに受け入れ方が、易しい。
〘何やろ、集団で、一見を嬲ってヤロウ会かな???〙
テンション高くなってまうやん。
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