第50話 ヨンバンに頼み事。

 ヨンバン! 物語のシーンを考えつくのが得意らしいね。


「うんまあ」


 お願い! 協力して!


「いいけど。うしろに何かしょってるけど大丈夫?」


 え? 霊魂とか言わないよね? そういうのダメなんだからやめて。


「そうじゃなくて、後ろにめったにお目にかかれないナンバーがいる」


 あ、それサンバンだよ。テーマや登場人物の履歴書を頼んである。


「そっか。じゃあその登場人物がテーマに沿ってどう行動するのかを考えればいいのか。簡単ね」


 ヨンバン、すごい……。


 ありがとう、お願いね!


「うん!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る