ヨンバンと話す。

第20話 SF考えてみた。

　って感じ。

「いいよ」

　フィンディルさんの企画に出そうと思うんだけど。

「いいよ」

　どこかの首相の首がパス回しされて、宇宙に飛び立つ話。

「ｗｗｗ」

「つっこめないｗｗｗ」

　おもしろいと思って。

「そうね」

　最初西かなあとは思ったのね、でも真北にできそうな気がする。

「フィン感用語に浸かってるなあ」

　ほどよく、おいしく頂けそうな……。

「その漬かってるじゃない」

　♬～

　わたくしさ、思うんだけど。

「はい、なに？」

　♬～

　わたくし自分のこと、わかってない。

「ほう？」

　未熟すぎて、自分の作品のどこがよくないのか、自分でわからないの。

「ほう」

　♬～

　でね？

「はいはい」

　実際にどういう方角を向いているのか、わからないからあてずっぽうでフィンディルさんの企画に応募してみて、指摘してもらおうと思うんだけど。

「あー。フィンディルさんはなんて？」

　自認が他者の指摘と違っていても大した問題ではないそう。

「はー、そうなんだ」

　ちょっと北に向けて書いてみる。

「うん、そうしなさい」

　書けたら、感想を聞かせて？

「うん、いいよ」

　ありがとー、じゃそういうことで。

「あーい」