第23話

「まず最初にルーイに言いたいことがある」


「なに? 兄上?」


「母上は……生きておられるよ」


「「……え?」」


 フィーナとルーイが言葉に詰まる。


 ビクトリアが生きている?


 だが、彼女の死はアスベルやランドール王だって看取ったはずなのに?


「どういうこと、兄上? だって母様はぼくを産んだときに亡くなったって、ずっとそう言われて」


「そう。確かに母上はルーイを産んだときに亡くなった。母上の死に顔は今でもはっきり覚えてる。遺体を埋葬したときのことも忘れてない。墳墓には今も母上の亡骸が眠ってる」


「だったら兄上の言ってることおかしいじゃないっ!!」


「そのことを説明するためにはトールの手を借りないといけない」


「トールさん?」


 ルーイの視線とそれから話に呑まれているフィーナの視線も透に向かう。


 見られて透は苦く笑った。


「トール。マリンをこの場に呼んでくれ。エドの問題を説明するためにも、あいつにも居てもらった方がいい」


「了解。マリン。どうせ覗いてるんだろ? 出てこいよ」


 透の呼び声に導かれるように中空にマリンが現れる。


 ふたりはギョッとしたように彼を見る。


 彼が魔術師だとは聞いていても、ここまで特出した力を持っているとは聞いていなかったので。


「やあ。イーグルの第二王子にログレスの王女、フィーナ。さすがにフィーナの名は忘れないね。そこまでフィオリナ様に似ていると」


「「フィオリナ様?」」


 ふたりが怪訝そうな顔になる。


「今ではマリンと名乗っているけどな。そこにいるのは伝説で『紅の神子』に仕えるとされている賢者マーリーンだ」


「……もしかして兄上が産まれてしばらくして、瞳の色が違うことがはっきりしたときに現れて、兄上を助けたって聞いている、あの?」


「そう。あの賢者マーリーンだ。今はトールにマリンと名付けられて、その名を名乗っているだけで、本来の名はマーリーンなんだ」


「トールさんが新たに名を名付けた?」


 信じられないとふたりの視線が透に向かう。


 そんな真似ができるのは、どう考えても彼が仕えるべき神子本人しかいないからだ。


 マーリーンは扱いにくくまた気高い存在だと聞いているので、突然改名するように言われても、それが神子の言葉でもないかぎり受け入れないだろうから。


「ぼくは確かに賢者マーリーンだよ。イーグルの王子を助けたのは、まあ成り行きというか」


「……成り行き?」


 無責任にも聞こえる言葉にルーイが睨む。


「マリン。素直に言えよ。母さんの子であるアスベルを殺させるわけにはいかなかったから助けたんだって」


「え?」


「トールさん。今なんて? だれがだれの母様だって?」


「ビクトリアさんを母さんって言ったんだけど?」


「どういうこと、兄上っ!?」


 ルーイが血相を変える。


 それが本当ならルーイにとって突然は兄ということになるからだ。


 だが、アスベルは肩を竦めてその疑問を否定した。


「トール。ややこしい言い方をするんじゃない。そんな言い方をしたらルーイがおれたちが兄弟だと誤解するだろう」


「誤解?」


「でも、今確かに」


 ふたりは本心から混乱している。


 そんなふたりにマリンが説明を始めた。


「ビクトリア王妃は確かにきみたちふたりの母上だけどね。別にトール様のお母上ではないよ」


「だけど今っ!!」


「トール様はフィオリナ様の子。ビクトリア妃の子ではないよ」


「「フィオリナ様の子供?」」


 ふたりが声を揃える。


 透は肩を竦めた。


「トール様こそが『紅の神子』であり、戦女神フィオリナ様の子にして、ぼくが仕えるべき御方。そしてビクトリア様はフィオリナ様の化身」


「それは知ってるよ? そのくらい似てたって」


「そうじゃない。違うんだ、ルーイ」


「兄上?」


 不思議そうなルーイにアスベルは、一言ひとこときちんと言って聞かせた。


「似てるのも当たり前。だって本人だったんだから」


「本人って」


「母様が戦女神フィオリナ様っ!?」


 ふたりが絶句する。


 そのくらい意外な真実だった。


「おれも事情はよくわかってないんだ。ただここにいる賢者マーリーンの話によれば、フィオリナ、つまり母上はある特殊な状態にあって、一時的に人として産まれることになった。それが……おれたちの母上ビクトリア。つまりおれたちの母上もトールの母上であるフィオリナも同一人物だったってことなんだ」


「……それならトールさんはぼくの兄さんじゃないの? どうして違うって……」


 ルーイはまだ混乱しているのか、ただそれだけを呟いた。


「うーん。それ言うなら長男は俺なんだけどね、ルーイ」


「えっ!?」


 キョロキョロと透と兄を見比べるルーイにアスベルも苦笑する。


「母上が産んだ順序で言うなら、1番最初に産まれたのが『紅の神子』トール。2番目がおれで最後がルーイなんだ」


「トールさんが兄上より年上……嘘でしょう……」


 マジマジと見られて透は笑う。


「トールってわたしより年上だったの? 幾つ?」


 不思議そうな問いに透「あー」と呟く。


「マリン。俺って幾つなんだ、本当は?」


「え? ぼくも知らないなあ。少なくともぼくより年上だよ。だってぼくはトール様に仕えるために、フィオリナ様に産み出された存在だから。トール様より年下だからね」


「げっ。俺ってマリンより年上だったのか。知らなかった」


 これじゃあマリンのことを「じいさん」なんて言えないなあと透は反省する。


 それを言うなら年上の透の方が「じいさん」だ。


 さすがに自分をじいさん呼ばわりしたくない。


 少なくとも透の意識的には15の子供なんだし。


「じゃあ。じゃあ」


 ルーイは興奮に頬を染める。


 なにを訊くかわかっているから、アスベルは辛かった。


「母様が今も生きているなら逢えるのっ!? どうやったら逢えるのっ!?」


「ルーイ」


「ぼくは母様に逢いたいっ!! 母様が生きているなら逢いたいんだっ!! ねえ、兄上っ!! どうやったら母様に逢えるのっ!?」


「……言いにくいけどルーイ。生きているのはあくまでも戦女神フィオリナであって、おれたちの母上には戻れないんだ」


「……そんな」


「母さんはルーイのこと忘れてないよ?」


「トールさん」


「この8年、ずっと抱くこともできなかったルーイを見守ってきてる。でも、逢いに来ることはできないんだ」


「どうしてっ!?」


 ルーイはポロポロと泣き出してしまった。


 弟に泣かれてアスベルも辛くなる。


「トールが神子であることを伏せているのと同じ理由だよ」


「「どういう意味?」」


「トールが神子であることを明かせば、この国は戦火に見舞われる可能性が高い。だから、伏せているんだ。それと同じで母上が実は戦女神フィオリナだったと明らかになれば、当然だけどおれたちは羨望と嫉妬を同時に受ける。それは国を危うくしかねない」


「母様がフィオリナ様だとわかったら国が危うくなる?」


 呆然とした問いにアスベルは頷いた。


「おれのこの眼は実は邪眼ではないんだ」


「じゃあ?」


「これはおれが戦女神フィオリナの血を引いている証。神の血を引く証だよ」


「ぼくは? ぼくは違うの?」


「ルーイの場合はおれより血が薄いらしい。元々が神だとはいえ、人間として産まれていた母上だから、その血を引いたというだけで特別なんだ。普通ならあり得ないことだから。その意味で神としての母上の血と力を受け継いだのは、最初に産まれたトールひとりということになるんだ」


 透だけが母の真実の血と力を受け継いでいると聞いて、ルーイは今更のように彼が「紅の神子」なのだと自覚した。


「トールさんって本当に神子なんだ?」


「なんだよ、急に」


「母様にとっては3人とも子供でも、神の子と言えるのはトールさんだけなんだなと思って。だから、そんなに母様に似てるんだね、きっと」


 彼を母と間違えたのも無理はないのだとルーイは思う。


 彼がそれだけ母に似ていたから。


 その血も力も神としての資格まで、彼はそっくり母から受け継いでいた。


 だから、こんなに母に似ているのだ。


「トールさんなら母様に逢えるの?」


「どうかな。俺はまだ逢ったことはないから。逢えるのか、マリン?」


 見上げて問われてマリンは肩を竦める。


「今は無理だね。トール様が覚醒されて力を自在に使いこなせれば、トール様がフィオリナ様に逢いに行くことくらい簡単だけど」


「無理だって」


 振り向いた透にあっけらかんと言われてルーイは複雑な顔になる。


 母に逢ったことがないのは同じでも、彼にはいつかはわからなくても、いつか母に逢いに行くことができる。


 でも、ルーイにはできない。


 母が逢いに来てくれないかぎり逢えないのだ。


 こんなに逢いたいのに。


 そう思うと笑えなかった。






「フィーナ。ここまでの事情は飲み込めたかい?」


 兄に問われてフィーナはため息を漏らす。


「一応理解はしているわ。でも、どうしてこの叔母上がフィオリナ様で、トールが実は神子だったという事実を先に知っていないと、お兄様の秘密の話をするときに話が通じないの?」


「わたしの隠していた秘密、フィオリナや神子絡みだから」


 兄に言われてフィーナは怪訝そうな顔になる。


「どういう意味なの?」


「マリン。当事者のきみからフィーナに説明してくれないかな?」


「えー。めんどくさーい」


 マリンがごねる。


 その様子に相手が賢者だとわかっていても、フィーナはムッとする。


 兄の大事な問題をこの人はっ……と言いたげに睨む。


 さすがに見兼ねて透が窘めた。


「マリン。説明しろよ。そうやって誤魔化してないで」


「ハーイ。神子が言うなら仕方ないね」


 絶対的な主従関係を見て、フィーナもルーイも複雑な顔になった。


「10年前のことだよ。ログレスの王子の生誕パーティーの夜、ぼくは家族3人で寛いでいる場へ姿を見せた」


「あなたが? でも、わたしは知らない」


「きみは小さかったからね。すでに眠っていたよ」


 にこやかに言われてフィーナは難しい顔になる。


 確かに10年前ならフィーナはまだ6歳だ。


 夜遅くに起きていることなんてできないだろうが。


「そうしてひとつの予言を与えた。『近い将来〈紅の神子〉は必ず現れる。ログレスの王子は神子と結ばれなければ生命を落とす』とね」


「なにを……言っているの?」

 フィーナが信じられないと瞳を揺らす。


「事実だよ、フィーナ」


「……お兄様」


「その予言を与えられた後でね。父上も母上もそれは激しい抵抗を見せて、世界中から能力のある魔術師や占い師を次から次へと城へと招いた。その結果わたしはこのままでは25までには死ぬだろうと、すべての者に予言されたんだ」


「そんな……」


 兄が後5年の間に死ぬ。


 そんなこと信じられるわけがないっ!!


「その運命を変えるためには、絶対に『紅の神子』が必要。だから、わたしは神子を捜していたんだよ。この10年の間」


「え? でも、その神子はトールなのよね? この場合どうなるの?」


 フィーナは混乱している。


 当たり前だ。


 平然と受け入れることを望む方がどうかしている。


 こんな問題。


「非常に言いにくいんだけどね。この予言は元々戦女神として叔母上が与えられたものだと聞いている」


「叔母上が? でも、10年前といえば叔母上はまだご存命よ? それはご本人がご自分は戦女神だと自覚されていたってこと?」


 忘れていたところを指摘され、3人が「あ」と顔を見合わせた。


「確かにそうだよ。その頃、母さんは人間として生きていたじゃないか。どういうことだよ、マリン?」


「わかりやすく言うとね? 別に人間として産まれたからといっても、神としてのフィオリナ様が亡くなったわけじゃない。神座にフィオリナ様の御身はきちんと存在していたよ。ビクトリア妃として生きている間も」


「えっと。つまり?」


「つまりね。フィオリナ様のお身体とビクトリア妃としての人間の身体が両方存在していたということ。もちろんフィオリナ様は、ビクトリア妃はそれを知らないよ? でも、抑えきれない神力は時折フィオリナ様へと伝わって、その唇から言葉を発されることがあった」


「つまり地上にいる母上から、本体の母上へとなんらかの力が働いた?」


 アスベルの問いにマリンは同意する。


「ログレスの王子が産まれて、どのくらい経った頃だったかな。急にフィオリナ様が話し出した。その内容こそがぼくが伝えた予言なんだよ」


「つまりわたしの近くにいたせいで、叔母上はわたしを待つ運命に気付いた、ということですか? それも無意識に?」


 そういうこと、と、マリンは首肯する。


「フィオリナ様は予言を口にされた後こう言ったよ。助けてあげて、と」


「……」


「きみを助けてあげて、と」


「叔母上」


「せめてこの言葉を伝えて。そうおっしゃったんだ。自分が言った予言をきみに伝えてほしいと」


「じゃあその予言は絶対だということなのね? 賢者の予言じゃなくて戦女神の予言だから」


「そういうことになるね。ぼくの予感よりフィオリナ様の予言の方が確かだよ」


 フィーナの言葉にそう答えてマリンは彼女を見た。


 彼女は俯いている。


 考えを纏めているように。


「神子が同性だったらどうなるの? お兄様はログレスの世継ぎなのよ? 同性同士でどうしろとっ」


「フィーナ。落ち着いて」


「でもっ」


「これはトールは認めていないけれど、手段が絶たれたわけじゃないんだ」


「どういう意味なの?」


「神子が女性になれば問題はなにもない」


「エドっ!! 俺は嫌だって何回言ったらっ!!」


 言いかけたらフィーナに恨めしそうに睨まれて透は咄嗟に口を閉じた。


「ログレスの王子が産まれて、どのくらい経った頃だったかな。急にフィオリナ様が話し出した。その内容こそがぼくが伝えた予言なんだよ」


「つまりわたしの近くにいたせいで、叔母上はわたしを待つ運命に気付いた、ということですか? それも無意識に?」


 そういうこと、と、マリンは首肯する。


「フィオリナ様は予言を口にされた後こう言ったよ。助けてあげて、と」


「……」


「きみを助けてあげて、と」


「叔母上」


「せめてこの言葉を伝えて。そうおっしゃったんだ。自分が言った予言をきみに伝えてほしいと」


「じゃあその予言は絶対だということなのね? 賢者の予言じゃなくて戦女神の予言だから」


「そういうことになるね。ぼくの予感よりフィオリナ様の予言の方が確かだよ」


 フィーナの言葉にそう答えてマリンは彼女を見た。


 彼女は俯いている。


 考えを纏めているように。


「神子が同性だったらどうなるの? お兄様はログレスの世継ぎなのよ? 同性同士でどうしろとっ」


「フィーナ。落ち着いて」


「でもっ」


「これはトールは認めていないけれど、手段が絶たれたわけじゃないんだ」


「どういう意味なの?」


「神子が女性になれば問題はなにもない」


「エドっ!! 俺は嫌だって何回言ったらっ!!」


 言いかけたらフィーナに恨めしそうに睨まれて透は咄嗟に口を閉じた。


「ただね、そういう最終手段が残されていても、なにも問題がなくなったわけでもない」


「どうして?」


「この予言の1番難しいところは、お互い真実の意味で、例えばわたしの立場なら、トールのためなら王位を捨ててもいいと思えるほど、世継ぎを殺してもいいと思えるほど、そしてトールが神子だということすら関係なくなるほど、彼を愛せないなら、そもそもわたしを待つ運命は変わらないんだよ」


「そんな……」


「そして同じだけの想いで神子にも愛されなければ、わたしを待つ『死』という運命からは解放されない。神子が女性にっていうのは、あくまでも問題が解決した後に世継ぎ問題を解決する手段に過ぎないんだ」


 相手が神子だったから、そういう解決手段は残されている。


 しかしそれはあくまでも互いにそこまで愛し合った場合に通用する解決法なのである。


 そう言われてフィーナは泣きたくなる。


 最愛の兄を待つ運命が残酷すぎて。


「トールはなんて言っているの?」


 恐る恐る問われてエドは苦笑い。


「トールからは今のところは望みはない、と言われているよ。わたしを愛することはない、と」


「酷い……」


 彼女はキッと透を睨んだ。


 睨まれて透は及び腰になる。


「えっと?」


 キョロキョロと視線を彷徨わせる透に、アスベルはここ最近で彼女の気性は知っていたので気の毒に……と言いたげな視線を透に向けた。


「お兄様のどこが不満なの?」


「どこがって……俺、男だし」


「そんなのはあなたが女性になれば済むことじゃないっ!!」


「そんな無茶苦茶な……」


「神子であるあなたに敬意を払うべきかもしれない。でも相手は大国ログレスの世継ぎよ? だれだって望んでいる相手なのっ!! なのになにが不満なのっ!? わたしのお兄様のどこに不満箇所があるっていうのっ!?」


 彼女の勢いに透はタジタジである。


「人の生命がかかってるのよっ!? 男同士だってことくらい目を瞑りなさいっ!!」


 キッパリ断言されて透はそろそろと目を逸らす。


 目を見ていると言い負かされそうだ。


「フィーナ。やめなさい」


「でも、お兄様っ!!」


「言ったはずだよ? この予言は難しいと。強制では無理強いでは結局わたしは死ぬんだよ」


「そんな……」


 無理強いして透を従えさせても、彼を強引に同意させても、本心からでなければなんの意味もない。


 そう言われてフィーナの全身から力が抜ける。


「安心して。わたしはまだ諦めていないから」


「お兄様」


 妹の瞳から涙が溢れているのを見て、エドはその指で涙を拭う。


 それが却って彼女の涙の堰を切ったが、今は泣くべきだとエドもアスベルも思った。


 透は自分のせいで泣かれているみたいで辛かったが。


「まだ5年ある。わたしだってまだ彼を愛していないんだ。それで愛してほしいと望むのは傲慢というものだろう?」


「でも、生命がかかっているのに。わたし。なにもできないなんて……っ」


「仕方がないよ。こういうことは当事者の問題だし。わたしはまだ諦めていない。まずわたしが彼を心から愛するように努力するし、その上で彼にも愛されるように努力するよ。だから、安心して。わたしは絶対に死なないから」


「わたしの孫の顔を見るまで死なない?」


「え? そこまで長生きしろっていうのかい?」


 エドはキョトンとしたが、夫となるべきアスベルは、危うく飲んでいたお茶を吹き出すところだった。


 それはアスベルにとって自分の孫でもあるので。


「そうだね。その前にまずきみの子供の顔を見たいね。きみとアスベルの子なら可愛いだろうし。その上でもし可能なら、わたしの娘ときみの息子を結婚させて孫が生まれたら素敵だろうね」



「本当。素敵だわ」


 笑い合うふたりに透とアスベルは冷や汗を流す。


「結局この兄妹、似た者同士だったんだね」


 しみじみとしたマリンの声がすべてを物語っていた。

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