39回(実質35回)コロナじゃなくても味覚嗅覚は死ぬ。
コロナ禍が始まって早5年、思い返せばカクヨムデビュー作もコロナ関連でなんだかんだコロナ関連のネタは作中のどっかに織り込んできたなと振り返って思う今日このごろ。
ついに私の直近の関係者にもコロナ罹患者が発生し、全く同時期に私も微熱を含む鼻から喉にかけてダメージが来るタイプの風邪を患いました。
紛らわしすぎて家族に薬局で簡易検査キット買ってもらって陰性だと確認するまではマジで
「これがオミクロン株か……思ったより症状軽いな、ワクチンがそれだけすごいのか?」
などと思っていました。
昨今私が目にしてるネットのエコーチェンバー内部では緊急避妊薬の一般薬局販売承認を求める動きをしばしば目にするのですが、コロナ疑惑が簡易検査キット一発で解消される開放感考えたら緊急避妊薬も承認すべきだよな、などと思ったりした。
(もちろん合意を得た性交渉だったらきちんと避妊具つけるの基本だけど色々あって外れちゃったりもするし、低用量ピルも血栓症リスクとかあるし、っていうかピル自体が一般的にPMS対策とか生理周期コントロールとかで飲む方も多いし、性交渉の失敗のリスクヘッジで飲むものというわけでもないからね)
はい、そんなことを思いつつ久々に本格的に換気・薬用石鹸で手洗い・うがい・マスク着用を徹底の生活を送っております。
ちなみにこれを書いているのは自覚症状が出始めて5日目、発熱はほぼ収まり鼻と喉が死んでるせいでアールグレイ飲んでもコーヒー飲んでも「コクのある白湯」くらいにしか感じられないバカ舌バカ嗅覚状態に陥っております。
症状の経過と体感的な経験から考えるにインフルですらないただの風邪です。
……ただ、ファンタグレープ飲んでも「甘い炭酸水」としか感じられないという経験は初なので万が一偽陰性で発症してる可能性はなくないんすけどね。
「そういやコロナ全盛期の小説書いてたなー」なんて思って、自分で久々にカクヨムの初期投稿作品読んでみたんですけど、物語がちゃんと対話主軸で展開してて
「あー、やっぱり犬がなくなってから、モノローグ展開やベルトスクロール的な時間軸展開が多くなっちゃったな。これ良くない傾向だな」
と自分の作風の変化にちょっとがっかりしたりしております。
(かといってまた保護犬引き取るだけの経済的余力もなく……)
そんな感じで日々を過ごしております。
とりあえず前回やらなかった25年冬アニメ感想と今期注視してる作品をざっと行こうかと思います。
・メダリスト……これは原作追うか揺れてる作品です。ただ原作は試合の描写がアニメほどそこまでガッツリという感じじゃないらしいんですよね。いわゆるバトル漫画の格闘シーンくらいきっちりページ数とコマ数割いて展開してくれたら間違いなく買ってるのですが、そもそも連載が月刊誌なのでストーリーのテンポ感を意識したらそういう描き方が向いてないのもあると思います。
・もめんたりぃー・リリー……「『K』もこのくらい動いたら素晴らしかったのにな……」と思うぐらいバッキバキにアクションシーンで動くCG作画アニメでした。
「戦隊設定で百合小説を書こう」と思ったのも何割かはこの作品を見ていて
「ふむ、イケる気がする」と思ったからだったりしますし。
ただポストアポカリプスものとしてはややご都合主義な「侵略者の本隊が自滅してて、はぐれ戦闘ドローンだけが人間を駆逐してる」という設定についてはちょっと思うところありましたが、結末を明るくすることを意識したらそうなってしまうのかな、とも思ったり。
あと、主題歌で『花冷え。』というアーティストを知れたのが収穫として個人的に非常に大きいです。
・青の祓魔師……案の定というべきか、作品のエピソードゼロに相当する非常に悲しいシーズンでした。ゴーバスターズを東映youtubeチャンネルで見てる身とすると、藤原啓治さんの役を鈴木達央さんが継承しているのがなんかぐっと来てしまったりしました。
・戦隊レッド……正直最終話の展開はヒヤヒヤしました。(闇堕ちヒーロー設定がカブった。という謎の自意識で)
その他はまあ、異世界モノとしては前期の異世界スースクよりはちゃんと見ることができたなあと感じています。あとちゃんと戦隊モノの要素出すところでは戦隊モノの要素を置いてるところに配慮の細かさを感じました(例えば「変身する時はメンバーがきちんと並ぶ」とか)
・アクエリオン……二つの並行世界が衝突して破滅することを防ぐために、片方を塗り替えて一方の世界の消滅を防ごうとする、それに対して主人公たちは第3の選択を導き出して平和な落としどころに話を落ち着かせる。という大局のストーリーは理解できるのですが……正直よくわからない話でした。旧作見てたらきちんと理解できたのかといわれるとそうでもなさそうな、というか……やりたい事と要素の吟味がうまく行っていないというか、ある種の迷走感があったのは間違いないです。例えば各キャラクターの人格の欠落があって、戦うロボのマシンに乗って合体することでその欠落を相互補完し合うというガジェットも、それ自体は魅力的だけどストーリーと絡まりきれない孤立した要素となってしまっていたり。
今季見てるのは次の作品です。
・キミとアイドルプリキュア……変身して歌う魔法少女その1、完全にニチアサの惰性です。ある意味前フリと思ってください。一部エピソードの脚本家がゴジュウジャーというかなりぶっ飛んだ今季のスーパー戦隊と同じ井上さん(娘)というのも見どころ。
・プリンセッション・オーケストラ……変身して歌う魔法少女その2、仮面ライダーガヴの裏番組です。ニチアサのシンフォギアと聞いて様子見を含めて見逃し配信で見てます。
・前橋ウィッチーズ……変身して歌う魔法少女その3、脚本家が虎に翼の吉田恵里香さんとのことで見ています。2話目のCパートを見て視聴継続確定しました。この作品は社会性強いです。
……この三作、やはり女児アニメ界隈が『推しの子』に制圧されたという過去があるせいか、アイドル要素を盛り込んで全力で女児の客層を取り戻そうという企画意図を感じます。
・ウィッチウォッチ……ジャンプ連載の日常系魔法少女ギャグ。スケットダンスの作者ということでギャグの質に一定の信頼を期待して見てます。
・アポカリプスホテル……とりあえず2話まで見ました。オリジナル作品ということでどんな感じに進むのか若干心配ではあります。バッドエンドとか曇らせエンドでないことだけを祈りたい。
・宇宙人ムームー……賢い人、政治家、学者、技術者、研究者などから順に殺し合う戦争をした結果アホしか残らなくなった宇宙人が地球の家電から技術を学んで文明復興を図ろうとするという話。
エンディング曲は技術の発達と反知性化による人類の滅亡を歌った『たま』の名曲『さよなら人類』のカバー(栗コーダーカルテットなのがカワイイ)。
「今これ映像化するのはリアルタイムで風刺が過ぎる」と思いながら見ています。
(だってBBCnewsJAPAN等経由で見るアメリカのトランプ政権の国家運営や、AIにファクトチェックさせる実情などに、イデオット・アポカリプス前夜な空気としてひしひしと感じているので)
……その割に話自体は非常にほんわかした作りで、まるで真冬のこたつのような作品。
・TO BE HERO X……いわゆる中国の大資本アニメですが、事務所所属のアイドルや仮面カップルインフルエンサーなど風刺要素を多分に含む作品として見ています。実際そういう話としては上手いと思いながら2話目までは見れています。
・ラザロ……カウボーイビバップ制作陣による作品ということで、同作のファンというのもありますが、やはりある程度の社会性のあるアポカリプス阻止ものとして見ています。まだ2話目ですが、アクションや銃撃戦が心地良いのは純粋に緩急として気持ちいいです。
・ロックは淑女の嗜みでして……band-maidのメンバーがモーションキャプチャーという触れ込みだけで見始めました。表層的には小綺麗で、一皮むけば口汚いし中指を立てるのはいかにも男性向け青年誌に出てくる上流階級女子校だなぁという感じがあります。百合感はまるで無いです。
・ボールパークで捕まえて……ファイルーズあい復帰作(多分休養前に収録自体は済ませていたのだろうとは思う)という一点だけで見ております。日常系。
・ジークアクス……見逃し配信勢なのでまだ1話しか見れていません。「深夜・1クール・ifルート宇宙世紀」ということで、要素の多さの割に放送時間と放送期間の短さに若干の不安を覚えています。……まあ、過去に「トップを狙え」とかをOVAで作ってた人たちの宇宙でメカなアニメなので短い放送期間でもきちんとやってくれるとは思うのですが。
・アストリッドとラファエル シーズン5……これもシリーズを追いかけているからまた見てる、という感じです。警察バディものというより、アストリッドの成長を見守る話として見ています。
……あとは3分アニメ系で見逃し配信があるものを適当に見ています。
あとはいつもの特撮でしょうかね、そのあたりは今回は省きたいと思います。
だいたいそんな感じです。
ドラゴンノベル、中編で一本行ってみようかと思ってましたが、体調がそれどころではないのでどうやら見送りになりそうです。
まあ、2本長編を続けて書いた後なので、充電期間だと思ってまったり過ごしたいと思います。
(味覚嗅覚が死んでるせいで、コーヒーや紅茶やジュースがおいしくないのが地味につらい)
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