交換日記の相手が喧嘩中の彼氏だった件
雨夏
1.喧嘩
「もう!真凛はさっ!いっつもいっつもうるさいんだよ‼」
「だって零夜が!私が言っても無視するしさっ!」
ある日、私は恋人と喧嘩してしまった。
原因はよくわからないけど、彼氏の零夜がなんか勝手に怒った。「もう限界なんだよ!」って言って。
「は?ウザい女は嫌いだから。しばらく絶交な」
零夜は、ドアを乱暴に閉めて去っていく。
「うっ……ふぇぇぇん!うわぁ~ん‼」
気が付けば、涙がぽろぽろとこぼれていた。
なんでだろ、あんな最低彼氏だったのに。私、嫌いになったはずなのに。
とにかく、悲しかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます